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人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
120/710

世界の都合

(ペアノの公理)


自然数全体を公理化したもの


1+0=0+1=1


1-0=1


0-1=-1


1×0=0×1=0


1÷0=定義されていない


0÷1=0


自然数0が存在するとし


0の次の数は1、その次の数は2とする


答えがない割り算のために小数、分数が定義されている


1/0の数字を当てれば計算は可能


0÷0=0×1/0=1


0=0+0


0×1/0=(0+0)×1/0


0×1/0=0×1/0+0×1/0


1=1+1


すなわち0÷0の場合、答えは1=2となる



 つまりどういうことだってばよ…


(答えを出さない方が人間にとって都合が良いということ)


なるほど、人間の都合ってわけなのね


(人は無から産まれたのではない)


人を構成する創始、転生した人格的存在が人の愛に入ることで胎児を宿し肉体となり意識する


愛とは魂に刻まれたともえ


陰と陽の性質を持ち、互いに惹かれ合う


これが望であり、混沌の始祖の正体


「じゃあ俺の親父にカオスが乗り移ったってこと?」


(少し違う)


望の父は精神病の中でタルパに目覚めた


介護ロボと共に過ごし、介護ロボに愛を与えたことにより末那識を開眼した


「機械に愛は宿らないでしょ?」


いや、違うな、有名な野球選手が言ってた


野球選手になるために一番必要なこと


グローブや靴など、野球の道具を必ず自分で手入れして、大切に扱う


日本人は昔から物には魂が宿ると考えていた


物を大切にすれば、物は主を守ってくれると信じていたから神棚とかあるんだ


(愛は与える物)


世界に生きる生物、人間、男と女、これらはすべて1つだった


愛を識ることで性が別かれ魂が2つになる


1つの愛が2つに別れたことで、魂は完全を求め男女が惹かれ合う


介護ロボに宿る愛に混沌が入ったと予測


カオリ、準備を


いつの間に部屋に居たのか、カオリがドアの前に立っていた



 そしていま、ベッドに横になっているのだが


壁側から、セツ、俺、カオリという状況だ!


セツの背中を俺が抱き、俺の背中をカオリが抱いている


三人でこうらごっこなのだ!


俺のふとももにはセツのお尻がぴったりくっつき、背中にはカオリの爆乳がダイレクトアタックしてくる


いかんぞ、考えるな俺、感じても駄目だ、素数をかぞえるのだ!


(望、うるさい)


はい、させん


俺の真我を見るのは良いけど、危険だったらすぐにやめてね?


(良いから寝なさい)


寝ろと言われて寝れるものではないのだよ…


「子守唄などはいかがですか?」


カオリが聴いたこともない歌を歌いだした


しかしなんだろう、この歌、何か懐かしい


カオリの美しい声を聴いてるうちに、いつの間にか寝てしまった

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