表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
真理の扉の鍵
103/710

優しいユウ姉

 ベッドにダイブしてくるかと身構えるが


ドアの前から動かないユウ姉


過去を知られたことで、やっぱり嫌いになったのかと不安になってしまう


俺は起き上がり、ユウ姉の手を握った


ユウ姉は明かりを消してと言ってきた


部屋の明かりを消して、ユウ姉と二人で布団の中に入った



 俺はベッドの壁側、奥の方に寝ている


手前にはユウ姉が寝ている


「のん坊あのね、お姉ちゃんの手握ってくれる?」


子供ボディの俺が手を握るとなると、ユウ姉が腕を曲げてくれない限り届かないのだが


俺は布団の中でなんとか手を握ろうと左手を伸ばした


「あんっ」


ユウ姉の口から色っぽい声がもれた


「んもう、そこはお腹よ」


色っぽく笑って俺の手を握ってくる


ユウ姉のお腹の位置におかれた俺の左手は身動き一つ取れない


「暖かい」


ユウ姉も同じことを考えていたのだろうか


優しい声が不安を和らげてくれる


「ユウ姉、布団ありがとね」


すごく良い香りがするよ


「お姉ちゃんの香りよ」


そんなことを言われて恥ずかしくなる


「ユウ姉の香り、好きだよ」


そう告げた俺を、いつもより優しく抱きしめてくる


「本当に?好き?」


俺の目を見てそう告げるユウ姉の目は、少し涙目に映り


すごく綺麗で、いつもより優しいユウ姉に俺は…



「ユウ姉が大好きだよ」


素直な気持ちを伝えた


俺は後悔しないようにちゃんと言おうと決めたのだ


ユウ姉は恥ずかしそうに笑って


「お姉ちゃんものん坊が大好きよ」


真っ赤になりながらそんな嬉しいことを言ってくれる


どうやらユウ姉は、俺がコヨリを愛してるって言ったことで不安になっていたようだ


俺もユウ姉に嫌われたんじゃないかと不安だった気持ちを伝えると


「そんなわけないでしょ」


優しく抱きしめて頭を撫でてくれた


布団の中で見つめ合う


そして二人笑って『おやすみなさい』というのだ!


たまにはこんなユウ姉も良いよね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ