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転生ライフ!オークライフ!?  作者: エケイ
第二章 : 王都セルジューク
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マテリア購入

長々と魔法設定の説明文章ばかりでスイマセン。今回で大まかな魔法の説明は終わると思います。


「(ええええええええええええ!?)」


 俺は心の中で絶叫していた。ここまで来て置いて魔法は使用できませんなんて、目の前に御馳走を置かれてお預けを食らっているようなものだ。


「イサミ…、魔法を使用するには魔法発動言語を言う必要があるの。出ないと魔法を発動させる事ができないから」

 

 ややこちらを気遣いながらエルミアが説明してくれる。俺はヤシロから聞いていたから知っていたが、今までヤシロから教えてもらったものはすべて使用する事が出来たので今回も問題ないと思っていた。


「(ヤシロ、今までヤシロに教わってきたのって魔法じゃないの?)」

『金剛は魔法と言うより武闘術に近いが、それ以外は魔法だな』

「(でも、魔法って発動言語がいるんでしょ?……あれ?豊穣の息吹とかはちゃんと俺が言ったよな?)」

『そうだ。このエルフの娘や人間の娘は知らぬようだが。何も魔法発動言語は一種類ではない。そもそも、発動言語とは魔力と精霊に呼びかける言葉の事なのだからな。なにも、こ奴らの言葉で呼び掛ける必要はない』


 急に黙り込んだイサミにエルミアと店員さんが少し慌ててフォローの言葉を掛けていたが、イサミはヤシロとの会話で聞こえていない。


『言葉にはイメージが詰まっている。そしてそのイメージを精霊に伝え、マテリアを通じて具現化し力を貸すのだ。簡単にいえばイメージが詰まっている言葉であればどのような言葉でも良いのだ。そして、魔力にイメージを覚えさせていくことが出来る。ゆえに一定以上使い続ければ使用者の魔力にイメージが定着するようになり魔法発動言語がなくても使用できるようになる』

「(うむむ、分かったような。分からないような)」

『……要はお前の言葉で人間の娘が言った言葉を言えばよいのだ。それだけで言葉は違ってもイメージは精霊に伝わってくれる』


 おぉ!流石はヤシロ様!よっしゃ!さっそく試してみたいと思ったが流石に店員さんがいる前で日本語とかわけのわからない言葉を言ったら怪しむだろうし。ここは、マテリアと装備品を買うべきだな。やっぱり魔法と言えば杖だけど、杖じゃなくても魔法は使えるんだろうか?杖の魅力は魔法操作の上昇。逆に言うと魔法操作を持っていると特に杖である必要はない。ならば…


「……ミ、…イ…ミ!イサミ!聞こえてる!?」

「ッ!?」


 マテリアと装備品について考えているとエルミアが俺の傍で大声を上げていたのでびっくりした。どうやら、かなりの間考え込んでいたらしい。ヤシロと話している間は、周りの事を忘れがちになってしまうようだ。


「あぁ、やっと反応した。もう!無言で立ち尽くしているからどうしたのかと思ったじゃない!……そこまでショックだったの?残念だけど、魔法は諦めなさい」


 よく見ると、エルミア一人で店員さんがいない。エルミアに聞いてみると、しばらく無言で立ったままの俺を心配していたが、お客さんが大勢来た為か、店の入り口の方から他の店員さんが呼びにきたそうだ。店員さんは、一度頭を下げてから店の作業にもどっていったらしい。


「さ。帰ろう?」


 エルミアが俺を帰るように催促する。だが、魔法を使えると知った俺は帰る気はしなかった。


「“いや、マテリアを買うよ。”」

「イサミ?さっき聞いてたでしょ?発動言語が言えないと魔法は使えないのよ?」

「“大丈夫だ、問題ない”」

「イサミ?」


 店の入り口の方に戻ると来た時よりもお客さんが大勢いた。見るからに魔法使いっぽいのもいればガチムッチョの戦士もいる。中には貴婦人っぽい人もいた。


「うわー、凄い人ね」


 エルミアの言葉に俺も頷く。皆、マテリアを一つ一つ手に取って確かめ、魔力を流し込んで使用できるか試しているようだ。感心して見ていると先ほどの店員さんがこちらにやってきた。


「あっ!先ほどの方たちですね。…お連れの方は元気になりましたか?」

「それが…、マテリアを買いたいと言ってて」

「えっ!?でも、魔法は使えないんですよ?」


 「そうなのよね~」と言いながらエルミアは俺を見る。だが、俺はヤシロ様から魔法を使える事を教えてもらっているからな!ふふふ、いまから驚く顔をするのが楽しみだぜ!…店員さんの驚く顔は見れないかもしれないけど。


 俺は沢山あるマテリアの中から適当に1つ手に持ってみる。赤色の小さなビー玉のようなマテリアだ。見ているだけでも面白いなと思いながら値札を見る。



火、水、土、風レア度2クラスマテリア : 1万5000アルム



「(思ったより高いッ!?)」


 現在の俺の所持金は銀貨大3枚の3万アルム。買えない訳ではないが、正直ここまで高いとは思わなかった。だって、こんな小さいんだぜ!?これより小さいのってあるのか?と考えながら探すと一応あった。


火、水、土、風レア度1クラスマテリア : 7000アルム


 値段は俺としては手頃なんだがこんなに多くいるお客の誰一人も手をつけないところをみるとあまり買う価値は無いのかもしれない。となると、やはり先ほどのレア度2のマテリアの方がいいのだろうか?だが、マテリアだけで所持金半分は痛い。ちなみに光と闇のマテリアもあったがこちらは火、水、土、風のマテリアより1.5~2倍といった値段になっていた。雷に至っては約3倍だ。


 俺が値札を見ながら唸っているとエルミアが1つのマテリアを差し出してきた。


「イサミ、このマテリアが良いと思うよ?」

「??」


 俺はなんでそう思うの?と言う風に首をかしげる。


「イサミ、私はエルフよ?ほんのちょっとだけど精霊の気配を感じる事が出来るの。このマテリアは結構気配が強いよ?」


 魔法を使えないと知っていながらも良い物を勧めてくれるエルミアに感謝しながら、俺はマテリアを受け取る。色は茶色の土のマテリアだ。レア度は2。再び値段で悩みそうになったが、頭を振って考えを切り替える。せっかくエルミアが勧めてくれたのだ。今は値段を気にしないでおこう。


 結局、俺はレア度2の土のマテリアを購入した。俺の魔力をマテリアに流し込んで見るとマテリアが震えている。どうやら土のマテリアは振動が反応になるらしい。使用可能な事を確認すると付与もお願いした。付与は手持ちのブロードソードにしてもらった。魔法は杖でなくても使えるようだ。


「初めてマテリアを購入頂いたので、最初の付与は無償で行わせていただきます」


 店員さんは俺が魔法を使えないと思い込んでいるからか、憐れんだような目をしながら付与を終えた武器とともに付与された魔法は「サンドスパイク」と教えてくれた。


「ありがとうございました!」


 店から出ると空はややオレンジ色に染まっていた。今から、魔法の試し打ちはできないと考え、俺はエルミアと一緒に宿タカナミに帰ることにした。明日は魔法の試し打ちをしてみよう。楽しみだな。


忘れてしまった方も多いと思うのでここで一度、現ステータスを書いておきます。


ステータス

名前 : 山県 勇

種族 : オーク

所持金 1万5000アルム


Lv18

HP 100(+20000)

MP 150(+45000)

状態 : 呪い 奴隷(主人 : エルミア)

 力 : 25(+606)

体力 : 20(+608)

魔力 : 60(+2000)

精神 : 45(+1500)

早さ ; 15(+622)

 運 : 50(+600)


スキル

嗅覚Lv8 魔力操作Lv6 再生LvMAX 棍棒術Lv2 剣術Lv1 雷属性適正LvMAX 土属性適正LvMAX 


装備 


武器1 ブロードソード(付与付き) レア度 2

防具1 ローブ レア度 1

防具2 皮の胸当て レア度 2

防具3 疾風の靴 レア度 6

マテリア 土のマテリア「サンドスパイク」 レア度2


契約獣


ヤシロ マリン


契約技


夢幻 金剛 ペテロの裂け目 豊穣の息吹

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