プロローグ
現在2003年4月1日、ここに新たな長い激闘が始まろうとしている…。
これはS県のとある市内の高校生による全国統一を目指す話である。
「あぁ、今日から俺は高校せいなんだな。」
と言いながら校門の前に立っているのが俺、玄田徳仁。今日からこの星南高校の一年だ。さて、そろそろ教室でも行くかな。
教室に到着すると中は賑やかな声でいっぱいだった。
(不安だ…、友達が出来るか。ざっと見た感じ周りは普通だな。)
色々考えながらも席に着く徳仁、あっという間に初のホームルーム。ドアが力強く開く。
ガラーッ、ガラーッバン!
「やぁ、お早う!新一年生の諸君。私が担任の秋山だ、ヨロシクなっ!それで私は…」
熱血先生の登場だ。それで話しを要約すると、
・熱血スポーツマン
・酒好き
・母校はここ星南高校
・昔はヤンチャ
だったらしい。
10分程度でホームルームも終わり休み時間に入った。(よし、友達でも作るか…)
と徳仁が思った矢先、
「玄田〜、同じクラスだったんだな!」
大声を出しながら歩いてくる男がいる。唯一同じ中学の岡田。
「あれっ、岡田!お前もいたのか!?」
岡田とは仲が良く、小中高とずっと一緒なのだ。
積もる話しが時間を忘れさせる。帰宅方向も大体一緒なので別れるまで話し続けていた。
「いや〜まさか岡田がいるとは思ってなかった…。ふぅ早く家に着こう、今日は疲れたな。」
こうして楽しく、そして平和な一日が過ぎていったのだった…。
これから先自分の身を危険に晒すことになるとは、徳仁には知る由もなかった。
新!三國志に目を通していただいた方ありがとうございます。感想・アドバイスを待ってます。素人が小説を書いているということで難癖等はご遠慮願います。