第二章 今日も外には雨が降る
まえがき
詳しい話などはここらへんから始まります。ストーリーも進み始めます。
「朝…か。」
輝樹は窓から突き刺さる日の光で目を覚ます。時計を見ると針は6時40分を指していた。輝樹は会社の制服に着替え、リビングへ行く。
「おはようございます。」
輝樹は挨拶をした。その時、赤井と森がいて、赤井が口を開く。
「おはよう。よく寝れた?」
輝樹は答える。
「ぐっすり眠れました!」
その時事務室から博満が出て森に
「仕事だ。森の能力でどうにかなるやつ。」
森は気だるけそうに返事をする。そこで輝樹は赤井に質問をする。
「"能力"ってなんですか?」
赤井は最初驚くいたが何枚か写真を渡しながら話した。
「この写真に共通する違和感ないか?」
輝樹は答える。
「首元…いや、額などに…なんでしょうタトゥーみたいなのが入ってますね。」
赤井が笑顔で答える。
「大正解!この印がついてるのか能力者の見分け方だね。それともし、星座とか星の印が付いている奴がいたらまず逃げろ。最悪死ぬ。」
輝樹が顔を青くする。
「し、死ぬ!?」
「ああ。反政府組織の一部はなぜか"星"にまつわる能力を持つものが居る。」
赤井は怖がらせるような口調で話す。輝樹は恐る恐る質問する。
「反政府組織ってどういうことですか?」
赤井は答える。
「政府に楯突いてここらへん一帯を支配してる組織だよ。俺はこっちのほうが暮らしやすいけど。」
「なんでですか?」
輝樹の質問にまた、怖がらせるように答える。
「法律が存在しないから。」
「はぁ!?そんなので大丈夫なんですか?」
「まぁ変なことしたらその組織に消されるから誰もしないけどな。」
「前例って…」
「"まだ"ない。」
輝樹は疲れてソファに腰掛ける。
赤井は少し笑いながら
「怖がらせすぎたかな?」
と言う。
その時博満が少し暗い顔をしながら
「今すぐ凛を起こしてきてくれ。今回の依頼はちょっと怪我するかもだ。」
赤井は無言で凛を起こしに行った。
博満は輝樹に向けて
「詳しいことは集まってからだ。森が来れないのがちょっと苦しいかもな。」
その頃、雨がぽつぽつと降り始めた。
凛も集まり今回の依頼について博満から聞く。
「最近、政府の人間がこの近辺で暴動を起こし組織に拘束されている。その暴動をやめさせ、拘束されている人を解放させる事が今回の依頼だ。」
赤井が博満に聞く。
「政府側の人間を止めるんですか?今回の依頼は政府からのはずですよね?」
博満は答える。
「政府だって鎮圧できない組織をそこらの会社ができるなんて思わなかったのだろう。この暴動で政府の人間は暴動が起きた近辺の立ち入りを禁止されている。だから我々に依頼してきたのだろう。」
「具体的にはどうやって止めるんですか?」
輝樹が博満へ問う。
「政府の人間を組織支配地から追い出す事が一番簡単なはずだ。もしかしたら組織の奴が裏で関与している可能性がある。その場合は手を引く。」
博満の答えに輝樹は恐怖を覚える。
(みんなの言う『組織』とは少しでも関わってはいけないほど恐ろしいのか…そういえばなぜ『組織』の名前を口にしないのだろうか?)
疑問に思った輝樹は博満に聞く。
「なんで『組織』なんて言い方をするんですか?」
博満は答える。
「その組織に親や子を殺された人が何人もいるんだ。それと、組織の関係者だと思われてもダメだし。様々な観点から口に出さないのがマナーなんだよ。」
その時、外で男性の大声が聞こえた。
「見ているんだろう!水星!今すぐ出てこい!」
外の雨の音にも負けぬような怒号が響き写真一同は外を見る。なんとその男は金髪の8歳くらいの少女の腕を掴みなんと拳銃を突きつけているではないか。
「まじかよ…どうします?」
赤井が博満に聞き、博満は答える。
「丁度良いと言えば丁度いいが状況が悪いな。」
輝樹が外を見ながら聞く。
「水星ってさっき話してた能力のことですか?」
「ああ、そうだ。」
博満が外を見て口を開く。
「噂をすれば来たぞ。」
声を荒げていた男のすぐ後ろに水色の髪色をした18歳くらいの少年が突如現れた。その時、輝樹は言葉を失う。その時少年の背中には白い羽根が生えていたのだ。
あとがき
見ていただきありがとうございました。
今回は能力について話したいと思います。
能力についてですが必ず星に関連するわけではありません。今のところ組織内で星がモチーフとなっていない能力を出すつもりはありません。いまのところは…。それと、印については出てくる場所は様々でほとんどの人は隠しながら生きています。
次回もお楽しみに。




