そのいちのご
更新遅くなってしまって申し訳ございません。
体調が悪かったため遅くなりました。
これから更新ちょいちょいやっていきます。
読んでくださいまして誠にありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
家に帰りソファーにズシンと座る。
『大丈夫?無理してたでしょ。ごめんね』
申し訳なさそうに言いながら隣りに旦那も座った。
あたしは首を横に振り静かに目を閉じた。
ご飯代含めある意味幹事をやってくれたお義母さん。お店もお義母さん好みだなと一目瞭然で。
中華とかフレンチとかそういうのは来ないだろうとは思っていたし、和食だろうなというのも予想済みだった。
だけどあんな料理がさっさっさと来るコース料理にするとは思ってなかった。
だからすごく困ったのもあった、本音を言えば。
でもそんなほんの少しの不満を飲み込んで
"楽しかったね"
その言葉をあたしは口にし、目を開けてお義母さんにお礼の連絡をした。
このときほんの少しの不満さえも抱え込まなければよかったのかな?
今ならそう思う。
いい子な嫁を演じる覚悟を自然としていたのだと
あたしが気づいたのには少々時間かかる。
ここからたくさんの壁にぶち当たる覚悟をしとけば
あたし自身と闘わずして済んだのかもしれない。