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あるブログ ネンネの10年後

 自閉症のブログの村というのがある。


 その中で、気になったブログがあった。


 13歳になった我が子を、体力的に押さえられなくなり、児童施設に泣く泣く預けた。


 我が子は可愛いが、可愛さより身体のキズや精神的ストレスで、死にたくなった結果、施設と話し合って決めたとのこと。


 そしてあるブログには、預けたのを知った周りの住人から薄情と言われたと、憤りのブログ。


 この両親方は、無念だと思う。


 一緒にいれば、暴力を振るわれる。

 思春期の子供は、体力も腕力もあり押さえられない。

 癇癪も大声で、周りに迷惑をかける。

 迷惑と言ってくる近所に、事情を説明しても納得しない。


 当然だ。

 理由は2つ

 1つは、自閉症の理解がない。

 1つは、確かに迷惑なのだ。

 俺の近所にも、実はいた。だから、迷惑と言うのもわからなくない。

 俺の家にも土足であがり、玄関をぴょんぴょん飛び跳ねながら、宇宙語をしゃべっていた。

 俺が、5歳から8歳にかけての頃だ。

 当時その子は、おそらく小学校高学年くらいだと思う。その子のお父さんが、みんなに謝罪しながら連れて帰っていくのを何度もみた。



 とは言っても、預けてしまえば、周りから育児放棄と見なされ、施設に押し付けた薄情者と呼ばれる。

 一緒にいても地獄。


 離れても地獄だ。


 近頃、ネンネの癇癪がひどくなった。

 ほんとに、ひっぱたきたいくらいだ。


 ネンネの10年後が、少し心配になった。


 ネンネは、そこまで行ってないとは思う。思うが……。


 なお、今回から掲示板には載せません。

 あしからず

 

 

 

 

 

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