スプーントレーニングのち、俺の性格?病気?
今日、ネンネの夜ご飯を食べさせていた。
ご飯に餡掛けかけたみたいなものがかかったものだが、あまり口に合わないのか、キャーキャー癇癪を起こしながら何口か運んだ。
ネンネはスプーンの先を掴み、皿にコンコンとする感じでいたが、うまくすくえないため、こちらが補助をする。
ネンネにこう持てと教えても、ネンネ流になる。
そして、皿をコンコンするだけで、うまくすくえない。
スプーントレーニングは順調なんだろうか?と、心配しながら見ていた。
御飯は、半分食べた辺りで、いらないと皿をこちらに押す。
喋れないための、意思表示でもある。
仕方ない……また、後で一口煎餅たべんだろうか?
皿を後ろにやり、こちらが手をあわして「ごちそうさま」とやると、ネンネはジーっと俺を見た。
いつも、嫁が「ごちそうさま」とネンネの手を合わせてやっているから、待っているんだとわかった。
ジーっと、ネンネの目と俺の目が合う。
俺、「早く真似して、手を合わせろ」と目で訴える。
ネンネ多分だが、「早く腕つかんでいつものしろ」
目で訴える。
沈黙が少し続き、ネンネが癇癪を起こしたので、諦めて手を合わせててやる。
負けた……敗北感に襲われる。
その後、ネンネは外に出たいとやり出したので、少しドライブに行き、外を見せた。
雨降っていたから、散歩よりドライブとなった。
最後に、ネンネの保育園連絡帳を見る。
ネンネの変化を書かれていて、ネンネなりに成長しているとあった。
嬉しい反面、本当?の疑いと、今後どうなるの不安が頭をよぎる。
楽観的になれないのは、俺の病気かも知れない。




