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嫁さん、インフル、ネンネ……

 昨日から、嫁さんの調子がおかしい。

 吐き気と、頭痛で、ぐったり

 今日は、仕事を休んだ。シフトが人員過剰だったためだ。

 午前中、嫁さんは近くの病院に行き、インフルエンザを言われた。

 そして、その後近くの小児からのもとへ、ネンネを連れて行った。

 玄関で、靴を履かせる。

 まず、左足を上げる。靴を履かせ、しっくりきたら足を下ろして、右足を上げる。靴を履かせよし!玄関を降りて病院に行こう。


 本音は、保育園に行きたかった。

 自閉の疑いがあるからだ。

 対人関係に、興味を持って欲しかったからだ。

 1歳にならないころは、みんなにニコニコしていたが、今は相手を見ながら愛想をする。

 人見知りは、している……と、思う。

 それが病院に行った時に、一目でわかった。


 病院へ行き、靴を脱がせて受付にいく。俺が引き戸を開けると、ネンネが閉めた。

 いつもなら、閉めたり開けたりを繰り返すが、この時は一回で閉めて俺の後について来た。


 インフルエンザの疑いのため、隔離される。熱は、微熱だ。あばれながら、体温をはかった。

 その後、15分くらい待つ。

 部屋の中で、多動中……よく動く。病気持ちなの?と頭を捻る。

 しかし、心なしか多動が減っているような……

 病気か、成長か、ネンネのみぞ知る。


 名前を呼ばれて、診察室へ入ると、先ほどの顔見知りが始まった。

 いきなり、「エーン」と泣き出した。

 抵抗凄まじい。

 インフルエンザの検査をして、また隔離される。

 隔離前の質問で、医大の結果を報告する。紹介状を書いてくれた人なので、結果は知っていた、そして今は様子見らしい。判明しづらいらしいと言う感じで言われた。

 なるほど……だから、保育園に行きたいと言うと、気持ちはわかるが焦りは禁物とのこと。

 判っているさ!しかし……

 クソ!


 隔離部屋では、ネンネは泣きまくりだった。

 「いやー、いやー」と泣き。

 「いやだー」と始めて泣いた。

 おっ!

 意外な進歩だ!

 ネンネは、「いやー」とか「あつい」は言えるようだ。

 いやーは、俺が見つけ

 あついは、嫁さんが見つけたそうだ。

 これは、言葉か? 

 後は、指差しをしてくれ

 もっと、喋れ

 なんて考えていたら、いきなり呼び出しまた行く。


 ネンネ、大泣き!

 インフルエンザは、陰性だ。

 バイキンがはいり腸炎らしいと、診断される。

 インフルエンザではないのは、ありがたい。

 暴れ、暴れ、参った。


 そして帰るのだが、他のおかあさんと会話する。

 そのお母さんの子供は、1歳6ヶ月だが、指差しはするようであるが、手をつないで欲しいと言う動作もあるらしい、本当に判断に困る。

 さて、帰るか。


 追伸、

 クルマの鍵がなくなった騒動、お騒がせしました。

 クルマにありました。

 みんなに、呆れ顔される。

 バカな俺……




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