気分がだるい。
言葉を形にしてみる
誰かに届く事の無い言葉を形にしてみる
私は誰かに言葉を伝える気が無いのに
何かを残してみようと言う
不可思議な衝動に駆られて
意味が全くない行為に耽ってみる
少し何かが疲れて居て
少し何かが摩耗仕掛けて居て
そんな何かに従って行くかの様に
私と言うのが剥離して行って
ボクに乗っ取られて行くのが
分って居ながら
自身を保つのに疲れ果ててしまい
どうでも良くなって行く
本当は
それを許しちゃ行けない筈なのに
面倒で
うっとおしくて
煩わしくて
邪魔に感じて
私と言う私自身が
消去しなければ行けないと
どこかで思って居て
それをしてしまえば
自分と言う何か中身が
崩れて行くと言うのを
分って居るのに
何かだるくって
何か疲弊してしまって
何か維持するのに面倒になってしまって
何かそうで在ろうと固持するのが阿呆らしいと考える様になってしまって
そんな何かに捕われてしまっている事に
まだ余分な隙が
そうで在りたいと言う
少しの余白が
残されている事に気付いてしまう
きっと自身が持ち合わせてしまってる本能だったり
生物としての力だったりするのだろうけど
そうした全てが
煩わしい
本当に消し去ってしまいたい程に
そう何か思う度に
だるく思える程
追い詰められて疲れ果ててしまう程
嫌になるんだ
でも
それは
私だけが思考する
決して死ぬ迄憑き纏われる事が約束されて居る
余分な何かなのだろうと
気付いて居ながら
私はそうしてだるくだるく
足取りが重くなるのを心得て居ながら
生き続けるのを辞めないと思う
きっと全て振り切りたいと思う時は
……
これは体調が悪い時に認めた物です。
その時のそのままの気分をこうして認めました。
変な部分も有るとは思うのですが。これもまた。一つの形かなぁ……と。
言う気がします。
それではまた、次回に。