主要人物?紹介
●羅亜紫衣琳 ラアシーリン:エリジュアス界フライサ星東国セリカの皇族に生を享ける。生来の怠け者。神々の寵愛著しい王子。しかし出来るだけ隠し、うまく臣下に下りシメシメと怠惰に暮らす。バレて王位に就かされた。セリカ史上、空前絶後の怠惰な国主として歴史に残る。王位に就いたまま地球に暮らし、帰国もせずに連絡のみで譲位を為した不謹慎も、シーリンだからで許された。後に神の位に昇るが、神になってもヤハリ何もしない怠け者だった。
●眠り媛 三田村香苗 みたむらかなえ:25才独身だった。眠る前は。恋人にプロポーズされ、咄嗟に断ったけど愛してるから悩んだその日。夜空の月を見上げた記憶を最後に、目覚めたら結婚してて子持ちだった。しかも眠る前の自分より息子の方が年上。結婚相手は王様で子供は王子、国は異世界にあり、神様まで存在すると云う。怒り狂い夫=王をフルボッコにしたが、心から憎む事も嫌う事も出来ない。絶対何かしたでしょ神様?何で私はこんな奴が好きなの?と思いつつ、地球に帰りたいと泣けば、王様が連れて行ってくれた。自分一人のモノになれと逆プロポーズしたらOKもらって地球で暮らす事に。恋人と別れたり、異世界の王と暮らした、り別れた恋人とは同じ職場だし、中々気苦労も多い生活。
●紅蓮 グレン:乱暴な口調。夜闇の女神。闇大神の虹闇クラス。色は赤。並び立つのは他の虹闇六柱。月神系なら大神クラス。しかし格上でも月神は系列が違うから上位とは見なされない。主月神でさえグレンに命令出来る立場ではない。
グレンが膝を折り命を聞くのは、リアリルーラとセルスト神と冥王神のみ。
そんなグレンはかなり上位の女神だが、下級神を装いシーリンの前に姿を顕す。無理がある下級神擬装はバレバレだったが、シーリンはそれに付き合う。一応周囲も何も云わないが、かなり上位の女神なのはバレバレで、しかも遣いだと告げれば、それはセルスト神に他ならない。ので、グレンが迂闊だからシーリンがセルスト神のお気に入りだと云う事もバレた。しかしグレンはその事に気付いていない。
●冥王または緋耀 メイオウ ヒヨウ:諱は凍齋トウイ 夜闇系列神ナンバー2。月神より格上。創世の三柱以外に冥王に勝てるモノはいない。夜闇系の神々の中には、その三柱にも勝てるのではと、冥王最強説が根強い。冥王…正確にはその分体…は普段冥界にて妖狐として暮らす為に、周囲の者に圧迫感を与えないよう神力や神気を抑えている。つまりは封印しまくり。必要以上に封印して記憶まで書き換えて、約千年の時を普通の妖狐として暮らした経験すらある………趣味神?物好き?淫神も惑わす蠱惑の神であり、策謀に長けた知略の神でもある。
第一の封印が解けた力は大神クラス。しかし戦意を持てば、不意に封印をざっくり解いて相手を滅する可能性高し。封印を解くのは一瞬。封印し直しは丁寧慎重必須で数分かかる。
※実際の「冥王」は「緋耀=永久」とは神格が違うがリルーラ以外が理解する事は殆ど無いので紅蓮が間違って緋耀と呼ぶ様な事が有り得る。勿論、二度と呼ぶ機会は無い。『冥王と永久』参照。
●梨亜砂久弥 りあさくや:女神と梨の木の下で出逢ったから俚を梨に改名。リア・リルーラの信奉者にして側近。大抵の事はこなせ大抵の相手と上手く付き合える器用さから、様々な事柄で様々な場所に遣いに出される。ちゃんと仕事をする側近だから、とも云う。
一応まだ人間の為、神々の常識でも、稀に知らない事柄もある。冥王=緋耀…実際は少し違うが…の事実は知らない。
寧ろ冥王黄泉として伝え聞く。
冥界の王子よりは知っているが、そもそも冥王に与えられた世界だから冥界になった等と云う命名の事実も知らない。緋耀の事は、夜闇系の神々の一柱と認識している。力は同等程度に感じられるが、真に受けるべきでは無いと警戒している。
※『〜猫被り姫に魔王退治の王子様〜』『冥王と永久』参照。
●川島瑞穂:アイツ。元恋人。同僚。営業ホープ。
●高東圭杜:アイツの親友でライバル。営業ホープ。※『恋心』の「一目惚れ」他にも出ているが読まなくとも支障は無い。
●山根咲良:回想時女性の総務部長。※同下記
●佐倉智輝:現在総務部長。※佐倉兄妹。『真弓が真由美〜』の真由美の兄。『咲良が佐倉〜』では主人公。特に読まなくても支障は無い。
★創世の三柱:リア・リルーラと夜闇の最高神セルストと月神の最高神シ・エン※『冥王と永久』『〜猫被り姫に魔王退治の王子様〜』参照
★凍齋:意味1冥王の諱。意味2月の名前。←冥王が気に入った月に冥王の名を冠した。※妖狐一族では勿論月の名前を緋耀に付けたと意識されている。無論、冥界の王子も知らないし、砂久弥も知らない。
『妃緋耀』『冥王と永久』参照