2話「嘘喰いと蛇の毒」
夜の裏路地で男性が急に苦しみだして倒れる事件が発生。現場には争った形跡がなく、ただ足首に小さな噛み跡があった。
現場に現れた白斗は相変わらずコーヒーゼリーをスプーンですくっている。美咲はそれを見て「またそれ?少しは捜査に集中してよ」と呆れ顔。
美咲のメモには、
「被害者は意識不明の重体、死因は毒。目撃証言は『小さな影が動いた』のみ。容疑者は爬虫類ショップの店員2人」
そこへ裕也が「遅れたッス!って、え、これヘビの毒じゃないっすか?」と現場を見て顔色を変える。
裕也が袖から出したヘビと会話(?)して情報を集めると、どうやら犯人は「毒」の異能者ではなく、本物のヘビを操って犯行に及んでいる可能性が浮上。
美咲は「アンタみたいな能力者が他にもいるってこと?」と裕也を疑うような視線を向けるが、白斗は「裕也じゃない。あいつのヘビはもっと行儀が良い」とだけ言ってゼリーを飲み込む。
容疑者の1人、爬虫類ショップ店長の「黒田」に話を聞く。アリバイは「その時間は店でヘビの世話をしていた」というもの。
白斗は黒田にトランプを投げる。黒田はそれを不気味に笑いながら受け取った。
「ジャッジ、君はヘビを愛しているか?」
黒田は「もちろんだ、家族以上にね」と答えるが、カードは白紙に。「ダウト」、嘘だな。
白斗はさらに畳みかける。「じゃあ、昨日の夜、被害者の家に行ったか?」
答えは「いいえ」、カードはまたも白紙。「ダウト」。
白斗の解説が始まる。「君はヘビを愛してなんていない。ただの道具として、自分の手を汚さずに人を殺すための弾丸として使っているだけだ。裕也とは正反対だな。」
図星を突かれた黒田は、隠し持っていたカゴから大量の毒ヘビを放つ。
「行け!こいつらを噛み殺せ!」
襲いかかるヘビの群れ。だが、その前に裕也が立ちはだかる。
「……ヘビを道具にする奴は、俺が許さねえ」
裕也の「蛇使い」で毒ヘビたちの動きがピタリと止まる。ヘビたちは裕也の意志に当てられ、逆に黒田の方へ向きを変えた。
焦った黒田が白斗に殴りかかろうとするが、その先には既に拳を固めた美咲が。
「一撃で十分よね。会心の一撃!」
美咲の拳が黒田に炸裂。吹っ飛んだ黒田を、裕也のヘビが取り押さえて終了。
署に戻った後、裕也は「白斗さん、信じてくれてあざっす」と照れ臭そうにする。
白斗は「別に。カードがそう言っただけだ」と答えながら、最後のコーヒーゼリーを口に運んだ。




