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冷たい詩  作者: 村上和真
5/10

冬の日

意外と暑がりだと気付いた冬の日

着るのに億劫になった上着を

そっと君の肩に掛けた

涼しくなったはずなのに

身体は更に熱くなる

でも前よりずっと心地がいい

冬は夕日が沈んでいくまで早いから

「寒くなる前に早く帰ろう。」君への声は

境界線で音にならずに消えていった。


まだ帰りたくない

まだ暖かさを感じていたい

そんな淡い願いと共に夜は僕らを包んでいく 

一日が始まった時に十分解っていただろうに

繰り返されてきた終わる喪失感を

改めて思い知らされるんだ


電車を待つ駅のホームで

上着を僕の足に掛けて

そっと椅子に腰かけた

相変わらず寒がりだと気付いた冬の日









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