映画台本用の設定資料 犬ネコ物語
~犬の設定~
犬は鎖に繋がれて生活が約束される。が、自由は無い。子供の時に家主に購入され優しくされた過去の思い出を懐かしみながら生きている。この家の家族は離婚問題を抱えていて疲弊し犬に構う暇が無い。自分を最も大事にしてくれた家主の子供も今ではテレビゲームに夢中。日々の散歩も義務的。
ある日、犬と主は散歩中に野良猫を見つける。毎日、同じ通りに野良猫が居る。おなかを減らしている。汚い猫で主は避けるが、犬はコッソリとドックフードを別けてあげる。すると猫が後を付いてくる。家まで来た猫をコッソリ犬小屋にかくまう犬。蛇口を捻ったりしてホースを使い器用に猫の汚れを落としてあげる。犬は外の過酷な世界で耐えていた猫に同情する。猫は犬の優しさに甘える。飼い主の様に犬を慕う。犬と猫は互いの事情を語り合い、親密な仲になっていく。どちらも必要としてる家族が欠けていて似たもの同士である。共通点があって嬉しい。猫は犬が好きになったものの、やつれた犬を見て、餌を奪う事になっているので出て行こうとする。
そのとき猫が家族にバレテしまう。だが、綺麗になった猫なので受け入れられる。一緒に犬小屋に住む光景が家族を和ませ、いつしか夫婦喧嘩の仲裁役となり、円満な家族を取り戻す。
そんな日々の中で家族は近い内に閉鎖される事になった牧場を知る。犬も家族も思い出の牧場なので懐かしさで遊びに行く。それに猫も犬も付いていく。
~野良猫の設定~
飼われてた猫(名前キャット)が捨てられた。自由であるが過酷。残飯を漁ろうにも他の野良猫に食料は奪われ寝るところもコンクリートで生きるのに絶望している。餓死しそうな状況で犬に助けられる。
~羊の設定~
羊は羊毛として刈られる職務を全うする家畜であるが、生産者の借金苦の事情を知ってしまう。
身売りされて、肉化される予定になる。生産者も愛着ある羊なので悔し涙だが、オーナーの意向でしかなくなく身売りされる。世の中は羊肉ブームの真っ只中であり、オーナーはそれに便乗した。
羊はまだ童貞であり、メスと一度もやってないのを嘆く。
困った羊の元に猫と犬がやってきて、相談にのり牧場から脱出を手伝ってくれる。
方法は、移動が行われる瞬間、羊の囚われた柵が空くので、犬と猫で注意をそらす事。ただ吠えるだけ。助けてやれと叫んでいる。犬と羊は幼少の頃に牧場で出会っていて、羊が暑がっていた毛を噛み切って助けてあげた経緯があって友達である。
そうして猫は、捨てられる恐怖を一番知っているから同情して必死になり、業者に噛み付いてしまう。その隙に、羊は柵から脱出を成功する。業者は、慌ててライフルを持ち出し羊に発砲する。
それを猫が体当たりして邪魔をする。一方犬は羊の背中に後ろ向きで乗り、右、左とか言いながら、羊が弾丸を避けるのを手伝う。
何とか逃げ切るも、しかし、どこにも行き場所無くて橋の下で休憩する。すると3匹の猫に絡まれる。そこは猫たちの住処らしく出て行けと罵られる。でも、行き場所が無くて羊は助けてと懇願。しかし、猫たちは羊が図体がでかくて目立つから保健所送りにされるのを恐れる。邪魔者でしかない羊は、どつかれて追い出されようとするが、その際、猫達は羊の毛が暖かくて気持ちよいので、たいそう気に入り仲間として迎えてくれる。羊は人目を忍んで生きる羽目になるが食料は土手の草で十分で猫達と案外簡単に共存する。
~タマネギの設定~
タマネギは出荷から店で売られていて買わていくのがどうなるのか知らない。ただ、売られてしまうと仲間とはぐれてしまうのを恐れている。
タマネギは客に購入されコノ場所と離れ離れになる。しかし、タマネギは買い物籠から落ちて転がり道端の溝にハマリでられなくなる。溝にハマッたタマネギを偶然、犬が発見し救出するも、タマネギの匂いが苦痛で涙を流す。タマネギは救助されたお礼を言い歩いて去っていくも、元の居た販売所に戻り仲間と再会するも、また捕まってしまう。お客に売られてしまい仲間と別れる悲劇をまた味わう。冷蔵庫の野菜室にぶち込まれる
大根、ニンジンは脱走が無理だと諭してくる。何度も、脱走を繰り返し戦う気力が無い。
過酷な牢屋+処刑場だと皆が口をそろえて言う。干からびて死んでしまった隣のピーマン(主に忘れられて)を実例に諭してくる。ピーマンは語る気力さえない。玉ねぎも絶望し、人生を振り返り全てを諦める。けれどラップにくるまれたキノコが諦めては駄目と説得する。昔、トマトが脱走に成功したと教えてくれる。タマネギは野菜室から出されテーブルの上に置かれ、その隙に転がり逃げる。
しばらくして、主はタマネギが無い事に気づいて探す。追いかけてる。タマネギは監禁されてたので体力の限界で玄関口で倒れ意識を飛ばす。しかし倒れた場所が偶然にも犬君の家で一緒に住んでいる猫に救助される。意識を取り戻したタマネギは事と状況を把握して礼を述べる。犬の飲み水に根っこを浸して体力回復する。後に、冷蔵庫で自由が奪われている仲間の分も幸せになるとかホザイテ旅に出ると言い出し旅に出る。
~羊脱出時にて~
猫は羊を救出する際、感情的になり関係者に噛み付いてしまい、後に関係者の訴えにで保健所に連れて行かれてしまう。犬は居なくなった猫の事を思い捜索をする。散歩している飼い主のリードの隙を突いて脱走する。その際、羊と再開し、共に居る3匹の猫の情報から、動物を処刑する場所に連れて行かれたと知る。
犬は皆の制止を振り切り行く意思がある。羊は猫が命の恩人だから協力する。
猫3匹は冷めているけど、協力を頼む。そこへ旅から帰って来たタマネギも協力する事に。
当たって砕けろで突入するも、檻に入れられた猫をどうする事もできずに、犬は捕まる。
犬と猫は恋愛モードみたいに引き裂かれるロミオとジュリエットの様。
犬の飼い主が犬を救助してくれるが、犬は帰ろうとせず猫を助けたい意思を示し、吼えまくるも伝わらない。無理やり連れて帰られてしまう。家にて仲間たちの助言で伝える努力をすべく字を書く練習をするけど飼い主には伝わらない。散歩コースで毎日の様に犬は保健所に行こうとする。
猫の叫びを聞いた犬は、またも無理やり綱を解いて愛に行く。
綱を無理やり引っ張ろうとすると、飼い主に噛み付く。目が飼い主に訴える。
犬と猫が求め合う姿を見て、2匹と家族の繋がりを思い出し、飼い主は助けて貰える様に働きかける。助けたければ噛み付かれて訴えを起した人間に訴えを取り下げて貰らわねればならない。
その間、犬は保健所の檻の前にて過ごす事に。家族は皆で被害者の自宅まで足を運び説得を試みる。だが、被害者は家族に恵まれて無くて、その家族が気に入らず処分に引く気は無い。子供が泣いても何とも思わない。手の怪我も、大したこと無くて既に治っている。
彼の仕事は色んな運送を行うもので、日ごろから体力労働をしている。長距離運転。たまたま偶然、保健所を通りかかり、犬と猫を見に来る。まだ、殺されてない事に舌打ちをする。そこへタマネギ居合わせて、後をつける。
ダルマサンが転んだみたいに影に隠れながら。
こっそり車の荷台に乗り込み、車は発進。
行き先は、彼の自宅。自宅には介護老人が居て、認知症でボケているのを面倒を見ている。
普段はヘルパーさんが来るけど、お金が湯水の様に無くなる。
そんな状況を確認したタマネギは必死で転がって仲間に知らせる。
犬が羊の毛を噛み切る。毛を必要としていた猫は涙目。犬は字を書く。
彼の玄関のチャイムが鳴る。タマネギ。犬、羊。羊の友の猫3匹がいて、タマネギの先端と羊の毛とドッグフードを供える。
手紙(犬語でお金に変えて)と書かれているが読めない。
おっぱらわれる。
一日、彼の家の周辺でうろうろする。羊が寒がる。
家主が寝ている最中、老人が一人で家をうろつき始める。
そに気づかない家主を尻目に老人は外へ出て行く。
向かう先はハイウェイであり死ぬツモリ。
息子の普段ヒステリックな光景を見ていたので生活で迷惑かけたくなくなった。
それを犬と羊と止めに入っている。
泣き叫ぶ煩さに目が覚めた家主は追いかける。
既に老人はハイウェイの上、羊が引っ張り、犬が吠え、タマネギが道の遥か先で手を振り車に止まって貰おうとしている。
だけどタマネギスルーされる。
だが車一台目は老人に気づき通り過ぎ、セーフ
2台目も気づき通り過ぎセーフ
3代目が飲酒運転の人で不味い。タマネギがジャンプする。車のガラス越しに遠くにふっとばされる。
気づいた運転手は急ブレーキを掛ける。
でも間に合わない。
犬は引かれてしまう。
そこに駆け寄る家主が老人を救助する。
泣き崩れる老人。死ぬ事を説教する家主。
引かれた犬を抱きとめる家主。犬に礼を言う。
時間が飛び葬式が挙げられているシーン。
犬の白黒写真、盛大な葬式。泣いている参拝者。
視聴者をゲンナリさせる。
と、みせかけて犬生きてる。保健所送りにされた猫も生きている。
写真に写っているの認知症の老人と仲良くなった犬のツーショットの写真である。
皆は、パーティをしていて、助かった経緯の武勇伝を動物たちに語って聞かせている。
助かった方法は、犬が跳ねられる瞬間。猫3匹が担いでいた毛皮を車のバンパーの設置面に挟んだ。そのお陰でショックを和らげた後、羊が超ダッシュでジャンプする自分の毛皮を着て空中できりもみ回転した後、そばの電信柱に着地。壁ジャンプの要領で犬の着地地点に飛び羊がエアバックの代わりをして助かる。
火事場の馬鹿力理論等を解説した後。ハッピーエンド。
ハッピーエンドでは、老人の息子がが自分の見た老人の救出劇の光景を物語にして印税がっぽりと入る。
その物語に影響を受けた人から介護福祉施設の充実を図る寄付が入る。
処分される身寄りの無い犬猫を引き取られる。
タマネギは存在感が薄くて忘れ去れているが生きている。幸せそうな皆を見て、別れを言わずに旅に出る。




