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十四話

「さて、これは邪魔ゆえ、さっさと運んでしまおうぞ。ほれ、そこの者達、手を貸されぃ」


 領主達が出かけるのを見送った香菜姫はそう言うと、紐でぐるぐる巻きにされたクラッチフィールドの姉と姪を、華王の上に乗せるよう、兵達に命じた。

 実は、領主から牢に放り込んでおけと命じられた兵達が、睨みつけてくる公爵未亡人と、そのご令嬢に対して、手を出しあぐねていたのを見かねた姫が、手を貸すことにしたのだ。


 途端に、その扱いに不満があるのだろう。芋虫の如く、うねうねと動き、抵抗して見せるが、


「ぶら下げて行っても、よいのじゃぞ?」


 姫のその言葉に、凍り付いた様に大人しくなった。もっとも、もごもごと言葉にならない声を発しているところを見ると、文句を言うのは止めていないようだ。しかし、問題なのはそんな事ではなく、明らかに自分の背に乗せられたものに対して、不快な顔をしている白狐の方だった。


「これ、華王。そんなに嫌そうな顔をするでない。ほんの暫くの辛抱じゃ」


 毛を逆立て、尻尾を倍ほどに膨らませて、腹立ちを隠す気もない華王を(なだ)めながら、兵士に案内を頼んで牢へと向かう。



 牢は屋敷の裏手にある階段を降りて、鉄の扉を抜けた先にあった。鉄格子で仕切られた六畳程の石床は、冷え冷えとしているが、一応寝具も置いてあり、衝立の後ろには、腰掛け樋箱(ひばこ)も在るようだ。


 ならば甘やかされた女人でも、一晩程度なら問題なかろうと判断した香菜姫は、


「華王、ご苦労じゃったの。もう、……」


 降ろして良いという言葉よりも早く、華王はブンッ!と尻尾を使って、背上の荷物を払い落としていた。


 ゴッ、ゴンッ、という音と共にうめき声が聞こえたが、あまりにもホッとした顔をして側に寄ってきた白狐に対して、姫は咎める気も起きず、(ねぎら)うようにその背を撫でてやると、


「あの者達、あまりに臭いますゆえ、鼻が曲がってしもうたやも、知れませぬ」


 鼻の奥に残った臭いを取り除くためか、ふんふんと鼻から息を吐き出しながら嘆く白狐の言葉に、同行した兵達が、たまらず吹きだした。

 確かに、香と白粉と体臭の混じった匂いには、姫も気付いていた。特に香の匂いはきつく、敏感で繊細な狐の嗅覚には、耐え難い物だったようだ。


「それは…すまぬ事をしたの」


 香菜姫は華王の背を撫でる傍ら、浄化の真言を唱えてやるが、露骨に臭いと言われた二人は、顔を真っ赤にして、こちらを睨みつけ、またしても、何やらもごもごと言っている。それを見た姫は、


「又(かまびす)しくなると面倒ゆえ、口元はそのままで、手だけ動かせるようにしてやるが良い。後は奥方かクラッチフィールドが何とかするじゃろうから、それまでは放っておけ」


 いまだに口元を抑えて、笑いを堪えている兵達にそう命じると、牢を後にした。一応、屋敷の女主人であるベリンダには知らせておくよう、同行していた兵の一人に伝言を頼むが、その際、くれぐれも奥方が牢に行く必要は無い事を、念押ししておく。


(さて、バーリー達が戻って来るまでに、浄化の方法を決めておくかの。さすがに、天羽々矢(あめのはばや)は威力が強すぎるじゃろうから、浄化の力のある真言か、もしくは祓詞(はらえことば)か…)


 色々と思案しているうちに、目当ての物を回収できたのだろう、機嫌のよい領主と共に、バーリー達が戻ってきた。ヘンリーだけは、回収した荷物を降ろす為に備蓄倉に出向いているとかで、戻るのに、もうしばらくかかるという。


 ならばヘンリーが戻り次第、出発しようという話となったのだが、またしても、ひれ伏さんばかりの礼を領主に言われたり、また来て下さいと涙ぐむ子息や奥方の見送りがあったため、それなりの時間がたってからの出発となった。



急急(きゅうきゅう)如律令(にょりつりょう)、進地先導」


 領主屋敷の門の前で、香菜姫が息を吹き掛け命じた鳥型の式は、ふわりと舞い上がり、くるりと一回旋すると、目的地目指して一直線に進んで行った。時々チカチカと赤く光るため、見失うことはない。

 それを追うように、姫を乗せた華王と、討伐隊員たちを乗せた周王が飛び立つ。


 その姿に気付いた領民達から歓声が上がるが、その姿は、あっという間に小さくなっていった。

 だが、領主を始めとするクラッチフィールドの住人達は、聖女達一行の姿が小さな点となり、やがて見えなくなるまで、見送るのを止めなかった。




 先導する小さな式を追って、軽やかに空を駆ける白狐の上では、どうやら少し馴れたらしい討伐隊員たちが、談笑していた。昨日のように必死にしがみついている者は居らず、先程など、領民達に手を振って応える余裕のある者までいたほどだ。


 そのような和やかな雰囲気の中、直ぐに一つ目の魔素溜まりに着いた。その上空では案内の式が、鳥型の魔獣を避ける様に、くるくると旋回を続けている。


 すぐさま、氷を含んだつむじ風が魔獣達の間を駆け抜け、辺りを飛んでいたものを全てを凍らせ、切り裂いて行く。飛行をじゃまする物がいなくなった式は、姫が差しのべた手の中にすっと収まった。それを、ご苦労と言って懐へしまうと、下に広がる魔素溜まりへと目を移した。


 下に見えるそれは、昨日の物に比べれば確かに小さく、その大きさは十分の一程度に見えた。しかし、その周りには多くの魔獣達が徘徊しており、尚且つ、新たに産み出されようとしている。


「取り敢えずは、周りにおる魔獣の駆除からじゃな」


「聖女様、この程度なら我等にお任せを」


 バーリーの言葉に、彼等の実力を見たいと思っていた香菜姫は、ならばとその場を彼等に任せることにした。

 華王に乗ったまま上空で待機しながら、眺める。当然のように小狐丸を佩いた若武者姿の周王も加わり、二十一人となった討伐隊精鋭達の戦い振りは、壮観だった。


 中でもバーリーは己の背丈ほどもある長剣を軽々と振り回し、魔獣をなぎ倒して行く。


「昨日見た長剣の(ぬし)は、バーリーじゃったか!」


 魔術士ヘンリーは、稲光(いなびかり)の様なものを発する球体を縦横無尽に回転させていた。その動きは、敵を攻撃すると同時に、味方を守っているように見える。


(攻守を兼ねた球とは、面白いの)


 ごく稀に、姫の方に飛んでくる鳥型の魔獣もいたが、華王がことごとく凍らせて、墜落させたので、なんの問題もない。

 結局、半時ほどで、大方、片付いた。


 改めて魔素溜まりを見るが、やはり、天羽々矢を使うほどではないと思った香菜姫は、色々と試したいという思いもあり、今回は光明真言での浄化を試みることにした。


「華王よ、今回も頼まれてくれるか」


「当然至極!」


「では、妾が真言を唱えるゆえ、お主はそれを霧にのせ、魔素だまりを覆ってくれるか。真言は全部で七回唱えるゆえ、その間、徐々に霧を凍らせていってほしいのじゃが、可能か?」


「お任せを!」


 では頼むぞと言うと、香菜姫は開手を一つ打った手でそのまま印を結び、真言を唱え始めた。その声に合わせるように、華王が揺れ踊るように前足を動かしていく。


「オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン、オン アボキャ ベイロシャノウ………………」


 魔素だまりの周りを真言を纏った霧が囲み込み、覆い被さる様に包んでいく。そして唱える回数が進むにつれ、霧が小さな氷粒となり、更に進むにつれ、徐々にその大きさを増していった。そして、七回目を唱え終わる頃には、魔素溜まりは大きな氷に覆われた状態となっていた。


 そして、その塊は姫の最後の「ハラバリタヤ ウン!」という言葉に呼応するように(まばゆ)く光りを放った。やがてその光が収まった時、そこは大きな水溜まりとなっており、パンッという開手の音に呼ばれるように、すがすがしい風が水面を渡り、浄化の成功を告げる。


「どうやら、上手くいったようじゃな」


 やがて水は徐々に地面へと吸い込まれて行き、最後にその中心部分から、半分だけ顔を出した壺が現れた。


(やはりの)


 討伐隊の皆についてくるよう合図を送り、壺の側へと向かう。昨日の物に比べればずっと小さく、子供でも抱えられそうな壺だが、中をのぞくと、やはり魔獣の首が入れてあった。犬の様な顔をしているが、額に角があり、その牙は禍々しい。


「聖女様、これはホーンウルフの首では……しかし、なぜこのような……」


 壺の中身を見て、眉間に皺を寄せたバーリーの問いに、姫が答える。


「呪術じゃ。妾の国にも、これと似たような術がある。禁術じゃがな。それに、昨日浄化した魔素溜まりにもあった。これよりずっと大きかったがの。思うに、これこそが今回の騒動の原因じゃ」


「「「……………」」」


「おそらくじゃが、これを浄化せずに放って置けば、また、新たな魔素溜まりとなるのじゃろう」


 その言葉に、この二年間、何度も浄化に関わってきたヘンリーが反応する。


「では、これまで浄化しても、すぐにまた出来ていたのは、これが埋められていたせいだと?しかし、いったい誰が、このような物を…」


「まだ判らぬ。じゃが少なくとも、これを作った者、埋めた者達は、この国に対して良からぬ思いを抱いているのは確かじゃ」


 香菜姫がそう言うのを聞きながら、討伐隊の皆は、無言で壺を睨みつけていた。中には怒りのためか歯を食いしばり震えている者や、こぶしをきつく握りしめている者もいる。

 おそらくは、これまでの戦いや、傷ついたり、犠牲になった多くの者達の事を考えているのだろうと、思われた。


「このままじゃと危ないゆえ、封印するぞ」


 そう言うと、封と書いた札を数枚出し、パンと一度開手を打つと、毘沙門天の真言唱えながらその周りをゆっくりと歩き出した。


「オン ベイシラ マンダヤ ソワカ、オン ベイシラ マンダヤ ソワカ、」


 唱えながら、二枚の札を斜めに交差するように、壺に貼っていく。真言を一回唱えるたびに、二枚貼られていく札は、六回目を唱え始めると同時に周王と華王によって持ち上げられた壺の、その底部に貼られ、七回目には蓋をする様に上部に貼られた。


 姫が再び手を打った時、壺から短い叫び声が聞こえたかと思うと、黒い靄のような物が揺らめきながら出てきた。それはしばらく壺の上で渦巻いていたが、直に霧散し、消えていった。そこで漸く封印が完了した事が、皆にも判った。


「まぁ、本来ならば、この様な物は浄化してしまった方が良いのじゃが、一つぐらいは持って帰ってシャイラやオルドリッジに見せねばならんでな。それで、仕舞う場所じゃが……」


「それは、当然私がマジックボックスでお運びを…」


「いや、ヘンリーのぼっくすには、多くの食料が入れてある故、どのような影響が出るか判らん物を一緒に入れるのは些か抵抗があっての。じゃから、もし使えるならば、妾の『すてーたす』の中の不思議箱なる物で……」


 そう言いながら、香菜姫はその箱を取り出して見る。実は、姫はそれがマジックボックスの様な物である事を密かに期待をしていたのだ。しかし、出てきたのは文箱ほど大きさの、螺鈿細工が施された綺麗な箱だった。上蓋を開けてみても、仕切りも何もない。


「ただの小さき箱じゃの……」 


 あからさまにがっかりしている香菜姫に、気を使ったのかヘンリーが、


「壺に入るよう命じてみれば、なにか起こるかもしれません」


 と言うので、ならばと姫が「入れ」と命じる。すると、ポンッと音がして壺が消え、同時にカランという音と共に、カルタの絵札のようなものが、箱の中に現れた。札には、『悪しき壺(封印済) 壱』と書かれている。


「おぉ、上手く行った!ヘンリーよ、礼を言うぞ」


 これは、正しく不思議箱じゃと言いながら、蓋をした箱を振って喜ぶ様を、皆が微笑ましく見ていたが、その視線に気付いたのか、急いで箱を仕舞うと、


「思うていたよりも、時間がかかってしもうた。あと、二つ、急いで向かうぞ。今日中にウィリアム達との合流を果たしたいからの」


 そう言いながら華王の背に乗るが、その耳元がうっすら赤く染まっていたのを、バーリー達は見逃さなかった。




  ◇*◇*◇



 ウィリアムはこの二日間、馬で移動しながらも、ずっと自分はどのような王になるべきなのか、もしくは為れるのか、そんな事を考えていた。


 幼い頃から比較的優秀だった彼に対して、先王である祖父は期待を込めて自ら教育係を選び、側近候補も四名、選んでくれていた。父にとってのビートンや、オルドリッジと同じような存在だ。

 出来れば今すぐにでも彼らと話し合いたいのだが、ここ一年以上、各々の自領の魔獣対策に奔走しているため、顔を合わす事さえ叶わないでいる。


 いっそのこと、徹底的に『駒』として聖女様に尽くすべきなのかもと思い、そのような行動をとってみたりもしたが、当の聖女様から怪訝な顔をされるという、お些末な結果と相成った。

 その時の香菜姫の顔を思い出し、ため息をつく。すると、


「殿下、お疲れではありませんか?そろそろ休憩にしましょう」


 隣を駆けるビートンが声を掛けてきた。溜め息を疲労のせいだと受け取ったのだろう。まだ、大丈夫だとは思ったものの、適度な休憩は人にも馬にも必要だと思い直し、半時間程の休憩を取ることにした。


 水筒の水で喉を潤しながら、ビートンに聞く。


「ドーキンスの領都まで、後、どのくらいだ?」


「おそらく、二時間程度かと」


「では、日没前には着くか。出来れば、聖女様達よりも遅くなるのだけは避けたいな」


「さすがに、それは無いかと」


 そう言いながらもビートンは、昨日見送った際の聖獣達の、驚く程の速さを思い出していた。あれならば、昨日の内に目的地であるクラッチフィールドには到着しているだろう。しかし、こちらも夜間の休憩時間をも減らして駈けているのだ。しかも道中、運が良いのか、魔素溜まりに遭遇することなく来れたため、後れを取るとは思わなかった。


 その後、予定通り陽が傾きかけた頃、領都に到着した。この国では王都を始めとする全ての都は、いざと云うときのために、堀と壁で囲まれた造りになっており、此処ドーキンスも例に違わず、頑丈な城壁で囲まれている。その落とし扉のある城門を抜けると、見張りの兵から事前に連絡を受けていたのだろう、領主であるハイロ・ドーキンスが、部下を引き連れて待機していた。


「ようこそ、討伐隊の皆様、そしてウィリアム殿下。この度は我が領地の窮地に駆けつけて頂き、このハイロ、感謝の言葉をどれ程連ねても足りないほどであります」


 慇懃(いんぎん)な礼をとっての挨拶はともかく、着飾ったその姿はどう考えても、今現在、魔獣による甚大な被害の出ている領地のために、奔走している領主のものとは思えなかった。


「ドーキンス伯。通信文にあったほどの被害は、道中を含め、どこをどう見ても無いように見受けられるが、これはどういう事だ?我等は貴殿の連絡を緊急と受け取り、こうして昼夜問わずに馬を走らせて来たのだぞ。それに、なんだその格好は。いまから夜会でも開くつもりか?」


 ビートンが咎めるように質問すると、


「今はようやく少し落ち着いてきましたが、先日までは、それはもう、大変な状態だったのですよ。幸いにも、我が領の兵士達は皆、優秀だったため、何とか収める事ができましたが」


 そう言いながら、王子やビートンの後ろを覗き込むようにして見るが、目当てのものが見つからなかったようだ。わずかに首を傾げながら、


「それに、もしや今回は召喚された聖女様がご一緒ではと思いまして。ならばお見苦しいところをお見せするわけにはいかないと、こうして着替えて参った所存で。ところで、聖女達はこちらにお越しでは?」


 確か聖女召喚の儀は、何日も前に済んだはずと言うドーキンスに、ビートンが呆れたように答える。


「聖女様は、少しばかり先に片付ける事があるそうで、それを済ませたらこちらに向かわれるそうだ」


 その言葉を聞いたドーキンスは、あからさまに残念そうな顔をした。しかも、それを取り繕う事無く、


「我が領地の被害が刻一刻と広がっている時に、先に回す用事ですか。そんな物があるとは思えませんが、それが聖女様のお考えならば、仕方がありませんね。……しかし殿下も、そのような我儘をお許しになるとは。いくら異世界人で、こちらに不慣れとはいえ、あまり甘やかすのはどうかと……いや、言葉が過ぎました。お許しを」


 その言葉でウィリアムは、ドーキンスも又、《異世界から召喚された聖女を、『聖女様』と崇めながら、その一方で、異世界人と卑下する》者達の一人だと、理解した。

 彼らの多くは、聖女を自分たちの都合のいい、使い捨ての道具のように考えている。そして、自分にはその道具を使う権利が有り、尚且つ、誰よりも上手く使うことのできる存在だと、思いたがるのだ。


(あの聖女様相手では、そんな考えは微塵も通用しないだろうに……)


 ウィリアムは、何も知らない目の前の着飾った男が憐れに思えてきた。何故なら、香菜姫の到着した後の展開は、軽く想像しただけでも、この男にとって耐え難い物と成るのは明らかだったからだ。

『光明真言』は大日如来の真言で、真言宗においては最強とされる真言です。また、この時に結ぶ印は、「智拳印」(ちけんいん)といって、大日如来の智慧を表すものです。


また、七福神の一柱として有名な毘沙門天ですが、財運や金運の神としてだけではなく、戦神として多くの戦国武将の信仰を集めています。北方の守護神でもあり、四天王の中では最強とされている武神の真言を、今回は封印のために使用させていただきました。

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― 新着の感想 ―
ウィリアムは今後の展開を想像して憐れみを覚えているようですけれども、読者は今後の展開を想像してニヤニヤとしてしまうのでした!ワクワク
バーリーは、聖女に同行してるの?それとも王子に同行してる? まさか同じ名前の人が二人いる?
[良い点] もしかしてこの魔素溜まり……魔王とかの人類の敵ではなく国同士の争いが原因となっているのですか!? うわあ、凄くワクワクします!! 人為的なものが原因だとしたら周辺国から救援が得られない理由…
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