レイ・マーシャルというガーディアン
謎の先輩っぽい人に付いて廊下を歩く。
本当は午前中に学校終わるから午後からは魔法都市を見て回りたかったけど、今日は無理そうかな。
ただ沈黙の中足音だけというのも気まづくて私はレイに話しかける。
「ねぇ、レイ。師匠がさっき言ってた聖十二席のマーシャル家ってさどういう一族なの?私魔法界のこと疎くて」
「と、言うことは姫は私色に染る……ふふふ」
「おーい、教えてよ」
「もちろん、もちろん!マーシャル家は代々ガーディアンとして生きてきた」
レイの言葉を聞いて先輩っぽい人が振り返って驚いた顔をする。
「貴女ってマーシャル家なの?」
「そう。でも」
「でも?」
「私と姫との会話に割り込むな」
レイは先輩っぽい人に対して手をスっと上げて多分魔力を先輩っぽい人に向けた。
霧のような薄さに負釣りあいな重苦しい魔力。
レイの表情は無表情なのに目に明らかな殺気を感じる。このまま放置すれば殺してしまいそうで無理やり話を戻した。
「れ、レイ?ガーディアンってどういう感じなの?」
私が話しかければレイは先輩っぽい人は眼中に無くなったのか魔力を飛ばして先輩っぽい人は魔力に当てられてたたらを踏む。
ガクガクと青い顔で震え、怯えたようにレイを見ていてとても痛ましい。
「マーシャル家は強い人を主人に選ぶ」
「強い人を……って、私!?」
「そう。う、海様の魔力は凄かった……こう、体がキュッとなった」
恍惚な表情で胸と股を抑えてモジモジと、どう見ても発情してる人の様に見える。
私の魔力に発情はちょっとやめて欲しいかなーとは言い難い。
困った。
レイの手綱を握れるのは私だけだろうし、正直もう疲れたしやって行けるかな。
不安だけが募っていく。




