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便利アイテム
本来ならば許可を取らなければ入れない場所を無断で使用するらしい。野次馬達は我関せずで遠巻きで見ているだけ。
私達も巻き込まれた側だし怒られることは無いかなと楽観的でいた。
「さて、ここではこのネックレスを首にかけることで時間を固定し、もし死んだとしても決闘前の状態に戻すことが出来る」
自称寮長はそう言って私にネックレスを渡してきた。だからそれをそのままレイちゃんに横渡しする。
「え、何してるのさ」
困惑した様子で私に言うけれど、初めっから私がやり合うつもりは毛頭無い。




