決戦前と見取り図
今更ながら学校の見取り図は無いに等しい。
校門はそれ自体がゲートになっていて校舎へとワープする。
校舎にはサッカーコートが10面くらい貼れるほど広い校庭があり、端から端まで移動するとなると数分はかかる。
校舎には勿論教室があるのだが、引き戸が全てゲートとなっており、各教室ごとに別の空間に飛ばされることになる。
これは防犯の意味合いも強いらしい。
ならば、別空間とは何か。という話だがよく分からん。という事らしい。何かしらの魔法の類だが、解明できるほどの魔法使いは現状居ないらしい。
昔の魔法使いは現在よりも凄かったらしい。
さて、渋々制服に着替えある一室の前に着いた。
自称寮長の後を師匠が言っていた魔力の飽和?放出?とやらを試しながら歩いていたら、野次馬達が騒いでいた。
「魔力が可視化されるほどってどんなんだよ!」
「寮長ヤバくない?先生に言った方が良くない?」
「本当だったんだ、闇の魔法使い」
「隣の子は対照的に真っ白だ」
「あの二人とも本当に1年か?」
「でも、寮決めと魔力チェックの時に講堂ぶっ壊したってよ」
「ハハハ、冗談だろ?」
「いやマジだって!」
「あんな強固な結界を破ったってか?」
「……本当なら本当に寮長死ぬんじゃ」
「ちょっと、先生呼んでくる!」
「あ、私も行くわ!」




