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ロボット王国の野望  作者: YUKIーIS
6/8

新たなる脅威


「ショウヘイ! タキ!」

「どうやってきたの!?」

「いや〜2人が授業中にもかかわらず学校の外に行くところを、ショウヘイが見かけちゃってね〜」

「それで、タキといっしょに学校をサボって、君らのあとをつけたのさ」

「おれたちはおれたちで、ロボット王国で情報を集めた。お前らがピンチになったときに、必ず助けに行けるようにね〜」

「詳しいことは、途中で会ったロボたんから聞いたよ。どうやら、そいつを倒せばすべて解決するみたいだね‥…」

「いっちょ、やったろうじゃないの~!」

「ショウヘイ、タキ! 恩にきるぜ!」

「戻ったら、マックのポテト100人前分おごってくれるの、忘れるなよ〜!」

「……へへっ! アップルパイも一緒につけてやるぜ!」


「ぐぬぬ……まだ仲間が残っていたか。だがもうおそい。センターもろとも、すべて爆破してやろう! おまえらも道連れだ!」


 そう言うと、ダークロボマスターは小さなスイッチをとりだしました。

 リキヤ君はスイッチを見てとっさに叫びます。


「しまった!TNTを爆破させる気だ!」

「ふはは!さらばだ!」


 ダークロボマスターは、スイッチをカチッと押しました。


 ……シーン……


「あ、あれ?あれ?」


 カチッ、カチッ……


「な、なぜだ? なぜ爆発しない!?」

「お探しのものはこれかな?」

「!」


 ショウヘイ君はビニールぶくろから、黒い粉をパラパラと落としました。

 おおつか君は黒い粉が放つ匂いで、その正体に気づきます。


「……火薬!?」

「こんなこともあろうかとね、TNTから火薬を抜いておいたのさ」

「……バカな! TNTは分解しようとすれば、センサーが反応して爆発するはず!」


 ダークロボマスターは、怒りにまかせて壊れた剣を地面に叩きつけます。


「あー、あれね。あんなのスマホで写真とって、軍事オタクの友達にLAINで送ったら、解体方法をすぐ教えてくれたよ」

「IT社会を、なめんなよってね〜!」

「き、きさまらぁ~!!!」


 怒り狂うダークロボマスターに、ショウヘイ君が指をさして言います。


「あとがないな! ダークロボマスター! おまえはこれで終わりだ!」


 タイムリミットまで、あと15秒。


 ガシッ!


 おおつか君がおきあがると同時に、ダークロボマスターをおさえこみました。


「このぉ……!離せ小僧!」

「離すもんかっ!」

「うおおおぉぉ!!」


 リキヤ君が壊れた槍を掴み、ダークロボマスターの頭をねらって、思い切り振りかぶります。おおつか君はリキヤ君が槍を振りかぶった瞬間にダークロボマスターをリキヤ君の方に向かって押し蹴りました。


 ドカッ! バキン!!


「うぐ……」


 ダークロボマスターは槍で殴られた衝撃でよろめき、両手で頭を抑えました。


「2人とも伏せろ! いくぜタキ!」

「あいよ!」


 リキヤ君とおおつか君は地面に伏せ、ショウヘイ君とタキ君がいっせいにダークロボマスターに向けて銃を撃ちました。


 バンバンバン!!


「ぐおおおお~!!」

「してやったりだぜ!」 


 ダークロボマスターに数発の弾が命中し、撃たれたところから赤い電気がジジジッと漏れます。

 ダークロボマスターはその場に倒れ込み、赤い光りに包まれ、そのまま消滅していきました。

 とうとう、ダークロボマスターをやっつけたのです!


「おっしゃあ!」

「やったぜ!」

「ちょろいもんよ!」

「これでヨモギたちが戦っているロボットも、機能を失ったはずだ!」

「ああ! 呪いも解けただろう。」


 みんな、歓声を上げました。


 しかしーー


「……!? いや、まだ喜ぶのは早いみたいだ……」


 タキ君が真顔になり言いました。


「えっ?」


 ゴゴゴゴゴゴゴ……


 なんと、突然大きな地震がおこり、建物全体が大きく揺れました。


「な、なんだ!?」


「ゴロンゴー!!」

「モグランガー!!」


 ドドーン!!!


 地面が裂けるくらい大きく揺れ、砂けむりで目の前が一瞬見えなくなりました。


「こ、こいつらは!?」


 4人の目のまえに、大きなロボットが2匹あらわれたのです。


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