7 この大好きな作品の続きがある、だと!? さ、続きを……あれ?
今回は読者様向けの話をまとめてみました。
今回は読み手として気になるテーマをいくつか書いておこうと思います。
・作品、どうやって探す?
「大体作品読み終わったよ!新しいのが読みたい!」
こんな時、どうしますか?
月間、週間、日間ランキング?それともタグ検索?
私は、暇なときは日間、忙しいときは月間ランキングをざーっと見ます。
新しい作品も多いですし、ランキングに載るってことは、「面白い」と評価した人が多いはず……、だからです。
まぁ恋愛とエッセイくらいしか見ないんですけどね。たまにコメディの短編とかも見ます。
でも、ざっと見ても好みのものがない。もしくはもう読んだ作品が再度載っているだけ。
これもよくあります。
じゃあどうするか?と、なったときにまず見るのが、好きな作品の作者様のページ。
そこには作者様の他の作品が載っています。
自分の好きな作品を書く作者様ですから、他の作品も好みに合うことはままあります。
ほとんどの作品が好き!となったら、それはもう、お気に入りユーザー様として登録するべきでしょう。新作もきっと好きな作風です。わくわくして新着を待ってます。
「もうお気に入りユーザー様の作品なんてとっくに読み終わっちゃったよ……!」
となったら、今度は、その作者様のお気に入りユーザー様か、逆お気に入りユーザー様を見ます。
まずは作者様のお気に入りユーザー様。
お気に入り一覧には、作者名と自己紹介が載っていますので、そこを読んで好みに合いそうな方のところにお邪魔します。
そして作品一覧のあらすじからスコップスコップ。
そういう意味で、自己紹介欄が真っ白だとクリックしないことが多いです。どんな方か分からないんだもん。是非目を引くご紹介をお願いします。
それから次に逆お気に入りユーザー様。
作者の方や、交流されている方だと、自分がお気に入り登録されているという場合があると思います。それが逆お気に入りユーザー様です。
その方々は、何らかの理由で自分をお気に入りしてくださっているわけです。確か人数の上限がありますから、その枠に入れて下さっている……となれば、もしかしたら自分の作風を気にいってくださった方か、ブックマークの好みが似通った方でしょう。
そのような方のブックマークにお邪魔します。
その時に、そのユーザー様が、お気に入りをカテゴライズしておいていると大変ありがたいです。「完結」とか、「連載」とか。「恋愛」「現代もの」「中世風」「エッセイ」とか。他にも「お気に入り☆☆☆」とか「読み返し」なーんて分け方をされる方もいます。
ユーザー様が名前を付けて分けていてくださると見やすい。好みに合いそうなものをスコップスコップ。
こうやってネットサーフィンのように、お気に入りユーザー様や逆お気に入りユーザー様欄を使えば、作品の探し方に困ることはないと思います。個人的には、検索より有用かなーと思ってますので、もし気が向いたらやってみてくださいませ。
その他のお気に入りユーザー様の使い方をご紹介しておくと、私は新着チェックの他に、活動報告を読むのが好きな方はお気に入りにいれています。面白いですよ、活動報告。
作者様のお人柄も出ますし、書籍化報告も即時に確認できますし。
まれにおまけの小話とか載ってたりもして、読んでいる作品の小話だと、ラッキーな気分になります。
その人の作風が大好き!という時に、ブクマじゃなくて、お気に入りユーザー様に登録される方もいるそうです。
確かに、ブクマの枠を削減できます。
ただ、この場合、作者様が作品を検索除外にした瞬間にその作品が読めなくなります。ある日突然なくなってびっくり!なんてもことも。
なので、とってもお気に入り!というものについては、ブクマすることをおススメします。
こうやって改めて見ると、作者様同士で交流する方が読んでもらえる可能性は高いのでしょう。
でも作者様同士で交流しているとそれはそれで困ることもあるそうで。
相互評価やレビューや感想を求められるというのは風の噂で聞いたり聞かなかったり。エッセイで見たり見なかったり。
評価って外から見えちゃいますし、5・5を入れないといけないような気になるのかな。
強制で読まされるって、楽しくなくなっちゃうと思うんですけど、そこは人づきあいなのでしょうか……
私は作者様との交流はほとんど0と言ってよく、感想欄でお話する程度――読者様とほとんど変わらないですね。寂しいボッチです。
いいんです、気ままに楽しんでます……。
たまに、自分が好きな作品の作者様が、自分の作品も読んでいてくださった時なんて、すごくドキドキします。
こういう偶然の繋がりが見えたときの方が、読者兼作者でいられるなろうって素敵だなーって思ったりしませんか?
・大好きな作品の続編は面白い?
大好きな作品!キャラも世界観も大好き!作風も好み!
それが完結してしまった!寂しい!!
なんと!作者様が第二章(または続編)を出すらしい。
または、短編だけど、連載してくださるらしい!
きたー!わ―――い!!!
…………あれ?ま、前だけの方がよかった、ような………
こんな経験、ありませんか?
あるんですよね、悲しいことに。
続編もきっと楽しいはずだと大いなる期待でもって読んでいて、期待値が高いがゆえのガッカリ感。
大好きな作品だから、ブクマは外さないけど、でも、前みたいに「更新わくわくどきどき!」じゃない……
リア王も真っ青……とまでは言えませんが、悲劇です。
これ、読者もガッカリですが、作者も戦々恐々です。
恐らく、作者様の中で一部、一章または前作で世界観が完成していたところで、読者様のありがたーい要望に応えて話を作ったところ、それが「蛇足」になってしまったがゆえに生じるのではないかと思うのです。(書籍化されている方の場合は、新刊の宣伝のためなのでしょうか)
一番いいのは、番外編の後日談系。これなら短いし、失敗もしにくいはずです。
が、これだと話は展開できない。ジレンマ。
こうやって考えると、続編というのは結構危険な領域です。作者にとってはまさに賭けですね。
有終の美を飾って引き際を見極めるというのも、作者の技量なのかもしれません。
こういうのをフラグというのですよね…………今、自分がまさにその状態なので……しかも二作も……完全にブーメランしそう!!
い、一応全体像がある予定で書いていたので……蛇足ではないんですよ?
…………ガッカリさせないように、頑張りマス。