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6 自分の作品の方が面白いじゃん!悔しい!(ブクマ数と評価・周りの作品との対比)

今回は主に作者様向け。

硬い文章に疲れたのでちょっとテキトーな言葉遣いになっていきました。

ぶっこんでいきます。ものすごい赤裸々です。閲覧注意。


正直に言って、思いませんか?

はっきり言って、思ってます、私も。



作者は作品の全てを知っている、その作品の一番のファンです。

作者すら面白いと感じられないものをどうして他人が面白いと思うのでしょう?

(あ、商業作家さんは別ですよ?あの人たちはお仕事で市場調査して、需要に合わせたものを書きますから、自分が書きたいものを書いているというのはまたちょっと違うと思うので)


私なんか、趣味で自分が一番読みたいものを書いてるわけですから、面白く感じるに決まっています。自分すら面白いと思えないものは公開なんてしません。


――で、そこで満足するかどうかです。


満足しない理由として、二つの理由が考えられました。

一つ目として、書籍化したいから。二つ目に、(書籍化じゃないけど)上位に行って目立ちたい(笑?)から。

他にもあったら教えてください。

以下、とりあえず二つについて考察してみました。



・まず書籍化について


小説家を本気で目指している方でない方――あわよくば書籍化できないかな?の方は、このなろうの作者様の中には多いのではないでしょうか?


本気で自分の本を世に出したいのなら公募を狙ってもっと需要にそったものを書いた方が早いんじゃないかと思いますがそれはひとまず置いておいて。


なろうから書籍化することを考えます。


なろうの書籍化は、ポイント至上主義です。

ポイントを取りに行くためには、ランキングに載ることが必須でしょう。

特に書籍になっているのは、ファンタジー、恋愛、(文学?)、歴史?あんまり詳しく知らないのですが、主に前二者が多いと思われます。

どうやってランキングに載るか、そのあたりのことはもっと違うエッセイできちんと取り上げられていると思うので、ここではランキングの載り方などは取り上げません(ていうか方法論あるなら知りたいとみんなが思う)。


さて、ポイント至上主義です、ブクマ、評価、合わせてマックス12ポイント、欲しいですよね?


「ポイント、ポイント、ポイント!ブクマ!ブクマ!ブクマ!」

「ブクマと評価点が欲しくてたまらない!」

「なんで自分の作品が評価されないんだ!」

「今の日刊ランキング一位のこれ、何が面白いの?文章も稚拙だし、設定だってありふれてる……俺の作品の方が1000倍面白い!」


それでありのままぶちまけたらこう、思いませんか?




こういうことを考えれば考えるほど、私はものすごく消耗しました。

私も以前まで、拙作をなろうの企画にほとんど宝くじ気分で出したりしてました。

が、今はしてません。

これまでは「書籍化ってかっこいいー」と漠然と思ってたんです。だからいいかなって。

ですが、一回ちゃんと妄想してみたんです。

(今の私のポイントではそれはあり得ないのでおこがましくも仮定の話としてさせてもらいます)万が一、書籍化したら何が待っているのでしょうか?


ぱっと思いつくメリットは、①お金が入ること②たくさんの人に読んでもらえること③プロの絵をつけてもらえること、でした。(「小説家になりたい方」は別)

真剣に考えた結果を書いてみようと思います。


①お金が入る――やったね!

……うん、でもまぁ。一冊出したところでの印税ってたかが知れてるよね……。兼業無理だし、本職大事だし。そもそも本だけで食べていくためには、アニメ化するほどの大ヒット作になるか、次々と本を出さないと無理。(そして私の好きな恋愛ジャンルでアニメ化まで行っている作品はまだないと思われます。)


②たくさんの人に読んでもらえる!――書籍化は、一部の方にはなろうの頂点(?)です。究極の自己承認欲求が満たされたのです!

……え?確定申告?周りにバレる?そんなの面倒!恥ずかしい!

大体、お仕事になった途端、制約かかりまくりじゃん。好き放題書きまくることも妄想を楽しませることもできない。ストーリーが縛られるなんて耐えられない!

可愛い自作を売り上げで上下つけられるのって、悲しい……!


③プロの絵師さんに素敵な挿絵をもらえる!――確かに一時憧れました。これに一番憧れたと言っても過言ではありません。

……でもね?実は拙作の一つのヒーローには、既にものすごく明確な絵があるんですよ。超人気少年漫画の某キャラと寸分たがわぬ容姿なんですよ。頭の中では。それ描いたら著作権でアウトだし、そうなると、ずれるってことに――嫌だ!無理無理!あの人はあれ以外ない!


全部消えました。「あ、メリットないな」と思ったわけです。

そんなわけで、書籍化妄想は消えました。



・でも上位に行きたい!

書籍化したいわけでもないのに、そう思う理由ってなんだろう?

――そんなのあるわけない? いいえ、そんなことないですよ。

本当に他者様とバトルするなら、他の小説は全て敵のはず。「敵に塩を送るとは何事ぞ!」と、自分のページのブクマ0、評価0、感想0で作者路線を突っ走るはずなのです。

かろうじて敵にならないのは、既に書籍化しているものか、エッセイや詩だけでしょう。

でも私は、ファンタジーも恋愛もたくさん読みます。

読者兼、などしている時点で、本気ではないということを自覚しました。



では、別に理由があるはず。

その答えが、たくさんの人に目を通してもらいたい、感想をもらいたい! だったんです。

いわゆる感想乞食ですね。


上位の作品は、たくさんの感想がもらえます。

羨ましい。めっちゃ羨ましい。

一話書いただけでそんなにバンバン来るなんて、もう僻んじゃう!



でも。でもですよ?

もしかしたら、感想いただくための努力って、上位に行く以外にもあるんじゃ?

そう、思い始めたのです。


実際、拙作にはブクマ1万越えの超人気作などどこにもありません。5000超えすらしてません。

人気があっても、4桁。好きなモノ書き散らかしてるから、1桁(エッセイか笑)、2桁だってもちろんあるし、3桁だってあります。


それでも、作品を気にいってくださった読者様が「更新嬉しいです!」とか「小話楽しかったです!」とか、教えてくださいます。活動報告にコメントをくださいます。「ここがこうよかった!」「悶えた!」……それだけで十分嬉しいです。


あと、前で述べた通り、感想には、マンセーなものばかりではありません。

嫌われた時や矛盾をしっかりばしっ!と書かれてしまうと、一度は作品を否定された気持ちになってしまうのは事実です。――あの好きな世界が否定されちゃうのは、辛い。


それに、そもそもただ本当に感想がたくさん欲しいだけであるのなら、制限掛けずに感想欄フルオープンにすればいいのです。自己防衛も必要になるかもしれませんが、それだけでいただける数は増えるでしょう。



こうして、上位にいる(ポイントをたくさんいただける)に越したことはありませんが、例えなかったとしても、読んでくださった読者様が固定的に楽しんで下されば、きっと感想もいただけるんじゃ、と浅はかな望みを抱き始めたわけです。


ポイント欲しい人は、いっぱい。

でもポイントじゃなくて、読者様と交流したい作者は何をすればいいか?


もちろん、自分の作品の向上を図ることが一番です。


向上、というのは、なにもテンプレにのっとれ、という意味ではありません。

私も、テンプレものも書きたいものは書いてますし、非テンプレも書いてます(私の場合、非テンプレの方が人気という謎状態ですが)。


なるべく読者様に飽きられないようなストーリー展開にすることを(自分なりに)意識します。


自分が読者として読むなら、

他人に、この作品のおススメはここ!と言えるポイントはある?

ここは見せ場です!と言えるところはある?

盛り上がりに行くまでに飽きさせない工夫はある?

そう、自分に問いかけました。


それだけではありません。文体も読みやすいものか?客観的に確認して、直していっています。


ランキング作品で、興味があまりないもの(すみません)でも、気になるものだけでもさっと流し読みします(読者としてブクマするものとは別)。

でもそれは、「どういう内容が好まれるのか」「需要と外れているだけなのか、外れていないのに文章力がないから読んでもらえないのか」を判断するためです。

他にも、書籍化するような累計作品も参考になります。

より読みやすい文体とは何か、文章の流れはどういうものがいいか、自分の作風と兼ね合うものか、などを見て、内容以外で――文体で損しているならそこは直そう、そうして見てもらおう。そういう、趣味の内でできる努力をしようと思うからです。

周りの作品と比べて、僻むよりも先に、いいところを真似できないかという視点で見ます。



他にも。

投稿時間は固定がいい、投稿頻度は毎日がいい、感想には丁寧に返信されたら自分が嬉しい……

そうやって、読者目線で一つずつ見直すようにしています。


まぁ、実際効果が出ているのかは分かりません苦笑

こんな風にしてなくても、余裕でたくさんの読者様をかかえる作者様もいらっしゃいます。

それは自分の作風が流行に合っていないだけなので、仕方ないです。

今の自分の作品は可愛いので、今後作風が、合えばいいなーくらいは思いますが、目の仇!にはなりません笑



「せっかくなら辛い思いして書くより、好きなもの好きなように書いた方が楽しいじゃん!」



これに尽きると考えてからは、評価お願いします、ブクマお願いします!という気持ちはなくなり、新しくブクマが増えたり、入れてもらったら「あ、一緒に楽しんでくださる方が増えたわーい!」。減ったら、「うーん合わなかったのか、すみません」と思っています。


まとまりなくてすみません。

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