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1 なんでなろうを利用するの?

なろうを使っていて出た疑問や体験談を個人的都合からまとめておきたかったので文字にしました。満足したら完結します。スマホなどでメモ書き。段落空けを調整するのが面倒なので、すみません、一字空けしません。

利用する目的――それがここに登録して(ID)を置いている理由そのものだと思いますが、一体なんのために登録しているのでしょう?



書籍を出版して小説家になりたいから?

無料の小説を楽しみたいから?

活字中毒だから?

自分の趣味として書くのが好きだから?



######


私が読み手としてなろうに登録した時は、好きな作品(後から確認すれば恋愛ジャンルでした)をブクマとして読みたいからでした。


好きな作品、それは何か。――ファンタジーと恋愛です。


他のサイトで恋愛メインになると、現代恋愛ものが多いし、少々使いづらいものが多いので、結果論としてなろうでよかったと思っています。(他の小説投稿系ウェブサイトの存在すら知らなかったのですが)

じゃあ、「なろう」を利用するとして、どのジャンルを使うのか?ファンタジージャンル?――いいえ、違います。私が使うのは主に恋愛ジャンルです。



私は、ファンタジーとは、ハリーポッ○ー、指○物語やゲド戦○と言った、いわゆるハイファンタジーのことだと思っていましたので、「なろう」のファンタジージャンルのランキングを見てびっくりしました。


「男性主人公なのはまだいいけれど、どうして、俺最強、ハーレムあり、そして能力数値化が当たり前なんだろう……?スキル?何それ?」


……なろう使うなよ、と今なら言われるだろう無知具合です。


特に数値化やスキル名があることが当然になっているのは驚きでした。

恐らくネットゲームをプレイしたことがある方が多いから違和感なく受け入れられているのでしょう。そしてそれを求めてここに来られる方もきっと多いのでしょう。

(この話でお分かりになる通り、いわゆるなろうファンタジーテンプレものは、初心者にはびっくりなのです。)



けれど数字を見てもいまいち面白味を感じられない人間にはどうにも敷居が高い。

説明はあるし、なんとなく分かったけれど、読みたいファンタジーじゃない。

それに個人的にハーレムは無理。


――この時点で、大体ファンタジージャンルの利用が無理になりました。




じゃあ、というわけで恋愛ジャンルです。

ですがここでもランキングを見てびっくりです。


「乙女ゲームってなに……?」


ずらりと並ぶ、乙女ゲーム、悪役令嬢転生、婚約破棄ものの嵐。

ですがこちらは一応説明がありましたし、自分の性別上か、共感もしやすかったので、結構楽しみました。その時は「この小説を読んだ人は」を利用していたので、いわゆるブクマ1万越えの超有名人気作、一年経った今は全て書籍化されているような作品ばかりを読んでいたと思います。



一通り満足するまで読んで、これらは段々、「そろそろ令嬢系はいいかな」という気分になりました。食傷(たべあきた)というやつです。


元々の好みはファンタジー:恋愛=6:4くらい。

本格ファンタジーに恋愛がちらちら時たまがっつりしているくらいが好みで、感情移入しやすい女の子主人公がいい。(少年や青年主人公ものもいいですが、大体恋愛系が絡んだ瞬間に感情移入できなくて冷めることが多いのである程度慎重になります。)

守られているタイプの子よりも、自分でどんどん進む行動的な女の子が見たい!

ハッピーエンドがいい!


――我儘でしょう?


こういう要望に沿った小説の検索の仕方もよく分からないし、これだけ希望があるのですから探しても「これ」と思えるようなものを見つけられない。

見つけたと思っても、やっぱりどこか違うものが多い。

素敵だと思っていた作品が途中で自分の期待と外れるたびに勝手に悲しくなってそっとブクマを外しました。

私は大変ワガママな読者です。



そこで思いました。


「自分で書けばいーじゃん」


一読み手が、恋愛ジャンルメインの書き手にもなった瞬間でした。



#####



ですので私が書く理由は自己満足。これに終始します。


では自己満足で――すなわち趣味で書く人間がなんで投稿するのか?


ただでさえリアルで忙しいのに、どうしてキーボードを打つんだ?目が痛いのにスマホで手を動かすんだ?寝ろよ。

一銭にもならないことをどうして好んでやるの?馬鹿馬鹿しい。

妄想していればいいんじゃないの?チラシの裏に書けよ。



うんうん、分かります。私も最初はそう悩みました。


妄想段階の読者は自分一人です。

結末が出なくてもいいし、ご都合主義満載で整合性なんて必要ない。下手すりゃ読みたいシーンだけ思い浮かべて楽しめればいい。責任もない。楽です。



それでもあえて書いて公開する理由はいくつかあります。


一つ目に、元ネタ妄想段階よりも深みのある話になる。


文字に起こすと、考えていなかった妄想の細かいところが埋まるんです。

特に公開する、すなわち読者様という自分以外の方にお見せする以上、整合性も世界観も詰めます。ストーリーもよく練ります。せっかく書くのですから、小説のテーマとなるような、訴えたいことすら混ぜちゃいます。盛り上がりとか、成長要素とか、そういうやつです。

そして考えた世界や思いを出来る限り伝えられるよう、表現を工夫します。

一人で頭の中で考えているよりも埋まって来て、より楽しい「妄想」になるんです。



二つ目に、一緒に楽しんでもらえる(かもしれない)。


自分が作った世界やキャラを一緒に楽しんでもらえる可能性があるんです。更新待ってます!なんていうコメントをいただければ最高ですが、それがなくても更新するたびにPVやブックマークという形で「見てます」「楽しみにしてます」がこちらに伝わってくる。

好きなものを一緒に楽しむ――ライブなどと同じ感覚でしょうか。



だからやめられない、とまらないんです。

大体趣味なんて、他人からみれば「それなにが楽しいの?」というものばかりです。


「楽しいからやる」。「ないから書く」。

楽しいと感じているのだから、楽しいと思っているときに、自分好みに自由に書く。



小説家になりたい方(ワナビの方)はたくさん勉強し、人様の前で公開し、ポイントをいただき、様々な批評を受けることこそが意義だとお考えでしょう。

そのような方はともかく、違う人間もいるのです。



ですから読者様。

どうぞ、「チラ裏に書けよ」のお言葉はご遠慮いただけるとありがたいです。

泣いちゃいますから。

(ちなみに私は批判はオッケー派で、現にいただいた批判も一度も消していません。詳しくは感想の別項目で書く……つもりです)


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