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アリーナの暴言気

作者: アベベ

 冒険記じゃなく暴言気であってますから、心配ですが、読んでくれてありがとうございます!

 ここ魔界では弱肉強食、そんな中人間の女の子がいた。名前はアリーナ、人間が魔王に差し出した生け贄である。

 しかし、魔王は慈悲深く、大切に育て上げた。その結果が口の悪い女の子になった。


「じじい!飯~!」

「じじいじゃないよ。パパだよアリーナ~!」


 メイドの呪術士が人間界からくすねてきた、パンを運んで来た。


「パン嫌い~!ごはんがいい~!」

「そんなわがまま言わずに……。って食べてるし!」


 アリーナは悪口なのは魔王のせいに他ならぬが、欲しいものの逆を言う事がある。


「メロンパンないの~?」

「こらっ!好き嫌いいわない!」

「ぶ~!」


 アリーナはメロンパンが食べたかったようだ。どこの【エンパツシャクガン】だ!


「さぁアリーナお風呂の時間だよ~!」

「だぁれがじじいと入るか!ロリコン!」


 ガーンという擬音が目で見れる程、魔王は落ち込んだ……。

 お風呂をすますとアリーナはすぐに寝た。魔王の1日はこの夜から始まる!

 人間界に攻めいるのだ!戦である!アリーナを生け贄にした事で、魔王の指揮は高まっていた!

 ドラゴンの炎、怪力な巨人の一撃、魔王の魔法。また、領地を広げた魔王。


 翌日、そんな事も露知らずアリーナが起きた。寝ぼけ眼で魔王城をのらりくらり。


「じじい~どこ~?」


 魔王は昼間まで寝てる。そんな事わかっていてもアリーナは探す。だんだん意識がはっきりしてきて、魔王探索を止め、朝食をスライムにねだる。


「おい!プニプニ~何で、お前はプニプニしてるんだ~!」

「……。」


 スライムは喋れない。


「プニプニ、お前はおいしいのか~?」


ガブッ


「まずっ!ぺっ!」


 思わず吐き出したアリーナ。 昼間ようやく目を覚ました魔王は、毎日の事ながら、アリーナにイタズラ書きをされていた。


「アリーナ~アリーナ~!」

「……。」

「仕方ない使うか……。」


 魔王はアリーナが、どこにいるか魔法でわかった。位置は……。


「我輩のとこ?あっ!」


 アリーナはベットの下に潜ってた。


「てへっ!また見つかっちゃった!」

「ったく……。」


 こんな毎日がアリーナの日常。


 賞に応募しようとしましたが、あまりにもメールが送れないので断念しました!……と魔王のブログには書いてあった。

なんかすみません!

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いったいこのランキングタグって何だろう……。
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