表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対恋愛マニュアル  作者: 高取クロ
(レッスン2)会話力なんていらない
PR
13/65

(2)

三人の会話に聞き耳をたてていると、どうやら「シャビ・なんちゃら」というサッカー選手について話していることがうかがえた。

で、カレロ君が「あのゴールはシャビのセンタリングがスゴかったから……」と言った瞬間、本のオバケがあたしに指示を出す。


あたしは指示されたセリフを急いで言った。

「そんなにシャビって凄いの?」


言った瞬間、三人がこちらに振り向いた。


ユキト君はポカンとあたしを見ていた。

カレロ君は笑いながら首をかしげてた。

モリヤ君は目を丸くしていた。


うっわー、あたし、なんかすごい話の腰を折ったんじゃないのかな。

なんか、空気凍ってるような気がするんだけど。


するとカレロ君が口を開いた。

「うん。まぁ凄いんだけど……、あれ、ミクミちゃんってサッカー好きなの?」


そう言われて焦るあたし。

そんなこと言われても、サッカーなんて知らないんだよぉ。


その時、本のオバケの助け舟。

例のごとくあたしは素早くセリフを言った。

「好きっていうか興味があるっていうか……」


すると今度はユキト君が口を開いた。

「へぇー、女子で海外サッカー好きとか珍しいよな。どこの国が好きなの?」


いや、だから、分んないんだって。

あたし、心の中で涙目。

(><


で、またもや本のオバケの助け舟。

「みんなはどこが好きなの?」


「そりゃ、僕はブラジルだけどさ」

と、間髪入れずにカレロ君が言った。


「いやいや、ブラジルはユーロには入らんだろ」

と、ユキト君。


「まあ、国だけ問われりゃ南米もありだけどな」

モリヤ君が続けた。


な、何の話かサッパリ分らない。


その時、本鈴が鳴った。

で、各々自分の席に戻る。

もちろん、あたしも席に戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ