『アオイホノオ』 島本和彦
ほろ苦い青春群像劇
80年代日本が大きく変わった変革の時代
サブカルチャーもまた、地球規模の大変革を起こしたカンブリア紀の如く爆発的ビッグバンを引き起こしていた
技術的大変革として音楽メディアがレコードからCDへ移行する
同時にカセットテープもハンディタイプのSONYのWALKMANタイプ(それ以前にもあったがCMなどで一気に市民権を得た間がある)が流行して社会現象にさえなった
アオイホノオ作品中にも主人公ホノオモユルが欲しがったアレである
漫画業界では青年誌ヤングジャンプの創刊があった
技術的にもエアブラシが登場(確か吹き付け塗装用器具を転用したのかも)して毎回ヤングジャンプの表紙を飾り楽しませてもらいました
またアオイホノオの作者島本和彦氏が北海道出身ながら遠く大阪の美術系大学へ進学したように、この頃には大学進学率が確か4割を超えた時期だったような気がします(現在はなんと5割を超えたとか聞きます)
社会が豊かになり、高学歴化が進み教育熱のが盛んになって行ったような錯覚を覚えたものでした
作者と同じ大学で学んだ仲間で、後に有名なる庵野秀明氏らがいますが、漫画の中で描かれているような親しい関係では無かったようです
随時更新します
島本和彦 総合スレッド
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