きもち
掲載日:2016/03/20
僕の体が少し冷えているのは、あの雨の中をたった一人で歩いていたからだ。
僕の額は、僕の手は湿ったままいつかしらくらくら暗くなり
そしてここで椅子に座っていると灯りの着くのが待たれます。
外はまだ何も無い ただ微かな雨が、人の上に、屋根に、傘の上に、降り続け、降り続け…
あれはいつまでもさまよい続け、やがて烟る、そして霧に変わります。
知らなかったし望んでもいなかった
1日のことを僕に教えながら
静けさのことを
あつい昼間のことを
雨の微かな呟きはこうしてふいに色々と変わります。
僕はそれをききながらいつものように眠ります。




