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ある前世持ち侍女の納得いかない現状  作者: みあ
本編

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36/82

登場人物紹介

本日更新 3話目。おまけ的人物紹介。

読まなくても問題ないです。

■アイリア・ファートレン


 武家では二番目に力を持つファートレン家の娘。

 父が王妃の護衛騎士、母が侍女と王女の乳母を兼任していたため、幼いころから王女の側で侍女となるべく育った。

 下位貴族の上位の家なので貴族全体としては中堅どころの令嬢だが、育ちが育ちなので自覚は薄め。

 姉妹のように育った王女シーリィを大事に思っていて、母が王妃に対してそうであるように生涯彼女に仕えて過ごすつもり。


 幼い頃に前世を夢で見たが、母に宥められた結果前世を自分のものとはっきり自覚するというよりは一歩引いて捉えていたつもり。

 出会ってしまった夢の中の素敵なあの人の現在があまりにひどくて長く苛立ちを隠せないでいたが、最終的にほだされた。


 前世の夢が本当にそうなのか把握するため、自分が古代魔法を使えることを発見してしまったことがシーリィに対して後ろめたい。

 前世を考えれば極めればそれなりに扱えるようになるはずだが、今のところそのつもりはない。でも、それがシーリィのためになるならこっそり練習してもいいかなとは思ってる。



■セルク・アートレス


 武家の筆頭アートレス家の当主(本編終了時)。

 下位貴族の頂点にある家に生まれ、へまさえしなければそれなりの地位にはつけるけれどそれ以上上に行けないという現実から目をそらしがちに、真面目に励んで若くして騎士となった根は真面目な人。

 騎士のレールに乗った後で前世のあれこれを思い出し弾けた言動をはじめて周囲を驚かせた。


 父親が明らかに将来がなさそうな魔法国家の魔法がいつまでも使えない王女に肩入れして、この機会に武家の地位向上を図ろうとするのを見て、「これはうちに未来ないわー」と考えていた。

 王女の護衛への抜擢も没落への序章じゃないかと穿った視線でとらえていて、ふざけた挨拶したらすぐに罷免されて政争に敗れて没落するよりも傷は浅く済むんじゃないかと想像していた。

 目の前に現れた前世の想い人の生まれ変わりに動揺して、する気もなかったふざけきった挨拶をしたことを実は後悔している。


 真面目だった最初の人生の初恋を掴み損ねたことを後悔していて、その未練もあって生まれ変わる度に前世を思い出すことを繰り返している。

 二度目の彼女に「私を通して誰を見ているの?」みたいにティーファのことを突っ込まれて以来、目の前に想い人がいてもティーファの記憶のない人に手を出すわけにいかないと思ってしまったへたれ要素持ち。


 アイリアを戸惑わせたり苛立たせていた真面目だったりふざけていたりの言動は、もしかしたら思い出してくれないかなーと諦めきれなかった行動の結果。


 アイリアがシーリィを大事にしているので、大事な彼女の大事な人が幸せな道を歩めるように動こうとしている。

 シーリィが誤解したレイドルとの仲は、アイリアが彼に懐いているように見えたので嫉妬し牽制していた行動を誤解されたと推測している。



■シーリィ・ラストーズ


 国王陛下唯一の子にして本来は第一王位継承権保持者。

 魔法国家の後継ぎにもかかわらず魔法がいつまでも使えないことを気にして長く努力を重ねていたが、周囲が従妹を持ち上げ始めるのを見て諦めを覚えた努力が報われない人。


 当初、真面目で融通のきかないレイドルを嫌っていたが、いつの間にか正反対の思いを抱いていた。

 それが報われるとは思っていなかったので、レイドルとアイリアの仲のよさに内心やきもきしていた。

 彼と思いが通じ合った後に周囲に人が増え、新たに侍女となったお嬢さんたちがレイドルやセルクにきゃーきゃーしているのを見てしまい、何か変な回路が入ってセルクがレイドルを恋愛的に好きなのではないかという大いなる誤解を抱くなど、思い込みが激しいところがある。


 なんだかよくわからないうちにうまいこと色々整って女王ではなく王妃になることになって隣にはレイドルがいてくれることに決定したのでとても幸せな気持ち。

 なのでこれからは近くでずっと見守ってくれていたアイリアの幸せのためにまい進するつもり。


 母親が魔法を使えないから自分も使えないかもと思いこまなかったら別の道もあったのかもしれない。



■レイドル・ホネスト


 かつては上位貴族のうちでも指折りの権力を有していた元名家の当主(終了時)。

 魔法使い優位の国では精霊使いが嫌われていて、その才能を見せた弟があっけなく両親にどこかにやられたことに驚きとか戸惑いとか怒りを覚えながら、真面目ゆえに敷かれたレールを勤勉に歩んできた。


 成長した今では当時両親がそういう行動に出た意味がわからないでもないがもやもやは晴れていないので、父死亡の報にもかなり冷静だった。


 かつての権威を取り戻すための賭けに魔法が使えない王女派に名を連ねた父については色々物申したかったが、諦め気味に教育係を拝命した。

 だけど王家にあって魔法を使えない異端の王女が、自家で異端の精霊使いの才を見せた弟に重なって見えたために親身になって行動しているうちに心惹かれたが、想いを遂げる気は毛頭なかった。


 セルクが「ホネストに精霊使いの才能があるなら、将来的に精霊使いを求めてる陛下は王家に精霊使いが出たら大喜びだよ!」みたいに説得されてしまったが、それならなぜ自分の弟が放逐される羽目になったのだろうといまでも内心複雑な思いを捨てきれない。

 シーリィと相思相愛となり満たされつつも、結婚式が執り行われる頃まで「幼くして放り出された弟をさておいて自分が幸せになっていいのか」と自問を続ける予定。


 セルクにうざったらしくまとわりつかれることに迷惑していて、その理由もうすうす悟っていた。度々「アイリアに気があるなら彼女に好まれるようきちんと行動すればいいのでは? やればできる人でしょう貴方は!」と忠告しているが聞いてもらえた試しがなかった。

 アイリアとセルクがお互い意識していることを気付いた上での言葉だったのだが、聞いてはもらえないので二人のためにそれ以上動くつもりはない。

 セルクは悪い男ではないし、アイリアが本当に彼が好きで思いが通じあうなら止めはしないけど、正直お勧めはできないので。

 


■レシィリア・ラストーズ


 国王陛下の姪、王弟殿下の娘にして第三王位継承権を持っている。

 母は名家とされるエレフ家の出で、両親ともに魔法使いのため順調に魔法の才を見せた。いつまでも王女が魔法が使えないために調子に乗った母方の親族の発案で自分が次期国王に押されたのもびっくりだけど、前々から「王族は王を支えねばならない」とか偉そうに言っていた父がそれに同意して王位簒奪とも取られかねない言動をし始めたことにも衝撃を覚えた。


 父に言い含められた結果か幼いころから無邪気にシーリィを慕い、「将来姉さまのために働くの!」と心に決めていたため周囲の甘言にも耳を貸さない思い込んだら一直線娘。


 方向音痴なのに家出を決行する向う見ずさもあるが、なんだかんだいってうまく世を渡り歩く才覚があるので道に迷いさえしなければきっと大丈夫。


 精霊使いが気になってきたのはレイドルを気にしていたシーリィの影響で、「家出して姉さまに王位を!」という第一の目的を出国したことで果たしてから、「数が少ない精霊使いの間を渡り歩いたら、レイドルの弟さんに巡り合えるかも!」という第二の目標を密かに定めて旅立った。

 そして弟と再会してうだうだを振り払ったレイドルは姉さまに愛をささやくといいと思ってた。


 幼い頃に放り出された弟さんが自分を捨てた家族を恨んでいる可能性? そんなこと希望に満ちた一直線娘は気にしません。

 だって出会えるかもわからないし。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

話によって長かったり短かったりで申し訳なかったです。


書けたら近いうちに番外編を投稿しようと思いますが、とりあえずこれで完結にしておきます。

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