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裏話などいかがでしょう。  作者: むかしむかしあるところにね
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こんな人たち。『あたし』



 『あたし』


 売れない少女漫画家。年齢20代、一応設定としては2×才。


 高校生の頃、投稿して佳作に。以降、緒峯サンが担当に付く。


 その後鳴かず飛ばず。本人も思うところあり美術大学に進んで絵の技術を磨く。

(ココが勘違い。弱点克服なら、むしろ文学とか演劇とか学ぶべきだった。緒峯サンは進路選ぶ時期に他の仕事ピークで私事でもアレコレあって、相談できなかった)


 大学でもいろいろあって、何とか無事卒業。専科の成績はかなり良い。(一般教養は単位ギリ)

 ウラ話。ボディビルダー騒動の時、マジ泣きで脅えてたところ、ボディビルダーを擁護する男性陣から『お前なんかにその気になるわけねーだろ、自意識過剰じゃね』な発言されてトラウマになってる、ってのを、入れようかどうしようか迷って、削った。もともと晩熟だったけどこれが恋愛忌避の決定打になったとゆーウラ設定。女子陣の言い分としては、その気だとかなんだとか関係ない、押し倒されるこの状況だけで充分恐怖なんだ、この恐怖を分かれ(感情論)だったんだけど、その場にいた男性陣誰一人それを理解しなかった。状況的に事故だろ。過失だ情状酌量の余地ありまくりだ。で、亀裂が深刻化した。ディスコミュニケーション。


 卒業と同時に親の支援で一人暮らしを始める。アシスタントのバイトとコンビニのバイトが収入源。しかし週一で実家に帰って一泊二食付き。どこをどう見てもパラサイト。被扶養者。


 家事は、最低限はできる。母親が何でもきっちりやる人なので、メシ抜きとか耐えられないし片付いてない環境にも我慢できないから。誰かやってくれるなら喜んでお任せする。トコトン自立できてない。


 ……とゆー生活を、先生と出会うまで続けている。


 社会人的スキルは低く、敬語と丁寧語もあやふや。汚い俗語は使わないものの、口は悪い。社交辞令ってものを知らない。高校生のうちから担当が付いたので、その延長でズルズルきてる。態度を改めなきゃならないきっかけが無かった。


 一人称は『あたし』 仕事の場でも普段と変わらず『あたし』

(他にも、他人に話すときでも両親を『お父さん』『お母さん』呼び。担当の緒峯のこともあだ名『オネーサン』呼び)


 心中実は駄々漏れ。心の中での突っ込みは、半分くらい口に出ている。集中して絵を描くときにも、ブツブツ言いながら描く癖がある。面白いので誰もそれを指摘しなかった。ので、本人無自覚。


 口ではアレコレ言っても、行動が伴わない。状況は分かってる(つもり)で、どうすればいいかを行動にうつせないタイプ。


 描くことに対してだけは情熱があって努力できる。努力を努力と思っていない。描いて当たり前。

 本人意識してはいないけれど、実は観察力とそれに付随する分析力はある。一度見ただけの人物でも、ナントナクで特徴を捉えた似顔絵をかけるくらい。画家の観察力って、常人からは想像できないレベルだと思う。ピカソが絵を描くときに瞬きしないって逸話があって、それくらい対象から目を離さない。赤ちゃんとかも、大人よりも瞬きしないよね。『あたし』がモノをじっと見るのは、どっちかってーと赤ちゃんがなにかをじーっと見詰めるようなイメージで。つまり無意識。

 そしてウラ話。思考の迷宮に迷い込んでる(フリして内心萌えてた)先生をヒロインがスケッチしてるとき、傍から見たら無言で無表情でにらみ合ってる二人、とゆー。周囲ビビリまくり。にらめっこ? それとも電波?


 原作付きの仕事はしない。制約の多いアレコレ注文ばかりで自由度の低い絵の仕事は駄目。仕事を選んでる自覚は無い。その辺わがまま。嫌々やっても良い仕事しない(もちろん無自覚)ので、緒峯サンもため息。




 ↓こっから、さらにどーでもいー話。(ムーン向き)


 腐な友人(アシ仲間)が大勢いるので、余計な知識はある。偏った知識だけ。


 ……なので、割ととんでもないことさせられても、それが普通なのかと思って受け入れてしまう。先生外道。




次は『先生』

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