第二話 首が据わってハイハイできるようになりました。
何ヵ月たったかは知らないがだんだんと首が座り、なんとハイハイもできるようになってきた。
そして俺はとんでもないことを知ってしまった。
そう、俺の双子の弟、女でした~!イェイ!ん?何でわかった?そりゃオムツの取り替えの時にゴニョゴニョ、、、
まぁその話はさておき、実は俺、ずっと昔(地球での話な)から妹ほしかったんだよ!まじブスでもいいから欲しいと思ってた。
しかも今回は、母親の顔見て美人確定!いや~まじ最高だわ!
まぁ、そんな喜んでいるが思うところもある。
うん、家族のことだな。
俺のお父さんとお母さんはあんまり子供が出来なくて俺だけの一人っ子だったから俺に全力で愛情を注いでくれた。
そんな家族をおいてけぼりにしてこっちに転生しちゃったし、あの状況だと死因もわからないだろうし、本当に心配だ。
だからもしここが剣と魔法の世界だったら魔法の勉強をしてみようと思う。
あっちの世界で生きたいが、せめて大丈夫だと親に伝えたい。そしたら少しは安心してくれるだろう。
お父さんは無愛想だが俺の運動会やら発表会は毎回会社を休んででも来てくれたしそれは母さんも俺を私立の学校に行かせるために会社に勤めた。そんな2親を心配させたくないのだ。
まぁ辛気くさいことはこのぐらいにしておいて、もう1つ俺に進化がある。
そう!言葉を覚えたのだ。
覚えたといっても簡単な単語数種類だがとっても頑張ったと思う。因みに俺が覚えた単語は6つで「お母さん」「息子」「娘」「ご飯」「おはよう」「いただきます」といった具合だ。
そして俺はハイハイできるようになってから部屋のなかを楽しくハイハイしている。(といってもベッドのおいてある部屋をお母さんの監視付きでだが)
まぁ魔法使いの道はまだまだ後でゆっくりすればいいだろう。