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舞い降りた不幸

おじ様最強・・・笑

ご自慢のお髭をくるくる弄りながら、おじ様はこうのたまった。


「それでは、かわいいかわいい我が愛しの姪りいなちゃん、兄上から話は聞いているから、君の夢を叶える代償を払ってもらおうか---」

「代償!?それが、かわいい姪に対する発言ですかっ、この似非紳士が!!!」


プツンッ。


あ、切れた。

切れたよ~~、おじ様の―――


毎日朝シャンをする女子高生並みの手入れをかかさないサンタクロースもびっくりだよなお髭が!

やばい。

これはやばい。

あの髭を自ら切るってことは結構本気でショックを受けている証拠かもしれないっ。

いや、ただ単に毛根がもはやダメージを受けているか、生え変わる時期だったかもしれないけどっ。

これから、自分に味方してもらわなければまずい相手に、挑戦的な発言してどうするよっ自分!


「おじ様、今のは聞こえなかったことにしてくださいませね。ついつい、わたくしも動揺してしまって・・・。大好きなおじ様に何てことを言ってしまったのかしら・・・」

この上ない笑顔と、およよよというだまし泣きをしてみた。

どうだ!

「おお、りいなちゃまがそんなこと言うはずないのは、おじちゃま分かってるよ~~」

きもいんですけど、このおじ。

まぁ、いっか。

「で、条件とは何ですの?おじ様」

「そうだったよ~~、いやぁ、まぁね、実は僕には昔の恋人の子供がいてね~この学校に通ってるんだ、君と同じ高校2年生で、、、」

「えぇ!?」

そ・ん・な、ば・か・な★

「だ、だ、だっておじさま、男が好きなんじゃ!?だから今まで独身かと・・・!!執事のセバスチャンとラブラブだとりいなずっと思ってましたわ!」

いやん、りいなちゃんったら!と悶えるおじ。

いやいや、可愛くないから~~~~!!!

「おじ様は女の子が好きだよ~~りいなちゃんみたいな可愛い子がね」

それも、問題ありな気がするんですけど・・・。

「で、それがわたくしと何の関係が??」

ふふふ~~と笑われて、ぞくっとする。絶対やばいやばいやば、、、

「うん。で、りいなちゃんがおじ様の親類の姪だとばれずに、その子の世話係りになってあげてほしいんだ、卒業するまでね。じゃあ、新学期からよろぴくっ☆」


――――――――は!??世話係り?何それ??

っていうよりも!!ここ、男子校なんですけど――――!!????


だんだん更新してゆきます^^

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