風呂に入ったら
おまたせしました
「白露も入ってくれ」
「え、いや……ぁ゛〜」
白露の手を引き湯船に入れ、腹の部分に乗って浮かないように抑えた。水に揺られる濡れた毛がくすぐったい。
白露が湯船に浸かるためには腹の部分で生まれる浮力を無くさなければいけない。これなら白露に抱きく事が出来、腹も浮かない。
すべすべした肌の質感……どうやってこんなに潤いを保っているのか。ここに美容用品なんてあるとは思えないが……
「主様、ひゃんっ」
「あぁ、ごめん」
白露の胸に触れてしまった。中途半端に触ったせいでやり場がない情欲しか残っていない……触れるんじゃなかった。
白露も体を微妙に揺らしている。我慢できなくなる前に出るか。また事故が起こったらまずい。
「主様、まだですよ」
「え?」
「せめて5分は浸からないと」
振り返った白露の表情は通常のものではない。頬を染め、息を短く吐き、目を細めているのが普通だと言うのは無理がある。
5分も保つのか……?白露も俺も我慢出来るとは思えない。2日分溜まっているのに……
「フーッ、フーッ、フーッ」
「白露……出ない?」
「はっ……いやいや、出ませんよ」
「そうか……もう5分経ったみたいだが?」
多分それくらいの時間は経っている。こういう時は脳が興奮しているのか時間の経過が往々にして早いものだ。
相対性理論と言ったか、時間の歪みに関する理論だったか。速度が早ければ早いほどその物体の時間は遅くなる。
「出ましょうか」
「あぁ」
先に湯船から出て、ひっくり返らないうちに白露を引っ張り上げる……重さには触れない、絶対にだ。
世界には多くの次元が存在する考え方があるようだが、時間を+一次元して数える事があるようだ。
そう考えると時間が存在する世界も考えうる……なぜ俺はこんなにも時間関係の知識があるんだ?
「さ、寝ましょうか」
「え、あ、あぁ」
白露が通り過ぎた瞬間、服を着せられた。いつものしっかりした服ではない。脱がせることを目的とした薄いものだ。
白露を追って寝室まで歩き、ドアノブを握ろうとした瞬間、手首を握られ寝室の中に引き摺り込まれた。
「はーっ、はーっ、はーっ」
白露の暖かい息が顔に当たっている。白露の表情は恍惚としていて、辺りには異様な雰囲気が漂っている。
匂いでクラクラしてきた。白露が服を脱ぎ始めた。胸が柔らかくたわみ、服から溢れ落ちた。
「主様……」
白露に脱がされていく。柔らかくて手触りのいい指が肌に触れた。その度に頭から何かがなくなっていく。
「はーっ……はーっ……はーっ……」
カット
「今日はここまでにしておきましょうか」
「あぁ……そうだな」
抱き合ったまま目を閉じて布団を被り、瞳を閉じる。お互いの呼吸が段々と揃って……い……zz
次も一週間後です




