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日常セッッッ好きでしょ?嫌い?
お待たせしました!
テスト終わりました!
──情事──
「おはようございます」
「……新鮮さは長持ちするようだな」
「どういうことです?」
「こちらの話だ。そして、おはよう」
顔が目の前にあっても挨拶忘れる訳にはいかない。忘れると何か大変な事になるのは目に見えている。
「はい、おはようございます。っと」
「ありがとう」
「どういたしまして」
白露の肩を借りて洗面台へ歩く。眠気で足がもつれるなんて久しぶ……久しぶり?そんなに珍しい現象でもないのになz
「はい、目を閉じてくださいね」
「うひっ!」
いきなり水をかけられたせいで変な声が出た。こんな声も出るのか……。自分の体すら分からないとは厄介な物だ。
「主様、目開けてます?」
「閉じている。大丈夫だ、ありがとう」
「どういたしまして。洗いますね」
顔を洗われた。水だけでも目は醒めそうな物だが、そんな事はない。顔を洗い終わろうと目は醒めない。
「はい、出来ました」
「ありがとう」
次もカットがあるかも、しれない




