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後悔

おまたせしました!

テストが終わったので更新です!


「来なさい」

「ぐぇっ!」

「これから我々とご主人様のお世話をするにあたってのルールを説明します」

「そん······かはっ!!」


 目の前の女の拳が腹部に食い込んだ。痛い······こいつッ!!あの男に屈した軟弱者に殴られるな······ごはぁっ!


「ルールその1、あの御方のお誘いは何よりも優先すること。ルールその2、あの御方への敬意を常に口調に表すこと。ルールその3、勝手に他の人間と交わらないこと。ルールその4、年長者には逆らわないこと。以上のルールを破った場合、その首輪からペナルティ電流が流れます」

「ぎがぁぁあっ!!」

「今日は寝なさい。明日からの朝は早い」


 女の言葉が耳に入った瞬間、まぶたが落ちてきた。どうして·······お前なん······かの言うことを······き·······zzz。


「はぁ!」

「っぶはぁっ!」

「起きましたか。早く掃除をなさい」

「い、ぎぃいいぃぃいいいっ!」


 雷で目を覚まさせてくれるなんてなんて嬉しい配慮、どうもありがとうございます〜!!

 電流で死にたくないので掃除を始める。飛び回ってたらあの男も手出ししないでしょうしね!


「あなた······」

「な、ぎぃいぃいいぃいいぃいっ!!」

「ホコリがこんなに残っているわ」

「·······」


 窓枠を擦った指の腹にホコリが付いてる。ここまでやらされるの?なんでも私がそんな事しなくちゃ······ぎぃいいぃいぃぃぃい!!

 ······しっかり掃除をしよう。いちゃもんをつけられないほど正確に、そして早く。


「居た。早くこっちに来なさい」

「·······は、い」


 ここで反論すればまた電流が流れる。これ以上はとても耐えられないので、返事をして付いて行った。


「フルコースを作りなさい。早く」

「は、い······」


 フルコースなんて作った事ない。でも作らなければ死んでしまう······どうしよう?

 とりあえずサラダとスープ、ステーキ、アイスを作ってそれっぽく盛り付けてみる。


「可。もっと栄養バランスを考えなさい」

「な、ぎゃぁあぁぁぁぁあ!!」


 痛い······あれ?背中の痛みが消え、電流の痛みで変わっただけだから。電流気持ちいいとかそんな事ない!


「これを渡しておくわ。受け取りなさい」

「はい······」


 小さなノートを渡された。パラパラめくると掃除、料理、魔力供給、性処理と書かれていた。これをやれと······?


「さっさと動きなさい」

「······はい」


 フルコースなんて作った事ない。でも作らなければ死んでしまう······どうしよう?

 とりあえずサラダとスープ、ステーキ、アイスを作ってそれっぽく盛り付けてみる。


「可。もっと栄養バランスを考えなさい」

「な、ぎゃぁあぁぁぁぁあ!!」


 痛い······あれ?背中の痛みが消え、電流の痛みで変わっただけだから。電流気持ちいいとかそんな事ない!


「これを渡しておくわ。受け取りなさい」

「はい······」


 小さなノートを渡された。パラパラめくると掃除、料理、魔力供給、性処理と書かれていた。これをやれと······?


「さっさと動きなさい」

「······はい」


 魔力供給をして掃除をしていれば逃げ切れる、はず。逃げ切れるよね?大丈夫だよね?

 今日は絶対に犯されたくない。傷がまだふさがってないのに犯されたらショック死してしまう。


「これに······?」


 魔力を貯めるタンク······?まさか監獄塔がここの奴隷達の魔力だけで動いているとでも言うんですか······!!


「なんか、疲れ······」


 あ、れ······まぶたが重い。ま······さか、魔······力切れ?最······近した事な·····いのに


「はっ!朝······?」


 この夜空は······早朝?綺麗な空、格子がなければもっと綺麗だったんでしょうね。早くフルコース作らないと······


「遅い」

「か、はぁっ!!」

「早く作りなさい」

「······ぃ」


 内臓に効く······料理を作らないと、こんな状況で電流が流れたら冗談抜きで感電死してしまう!!


「はぁ、はぁ······」


 終わった······。よし、これで後は適当に掃除をしてあの男から逃げ切るだけ······!!早く脱獄の計画を立てて逃げr


「が、ふっ······!!」

「生意気ね。ぺっ!」

「こ、の······ぎぃぃいぃいぃいいぃっ!!」


 痛い痛い痛い痛い······!!この、この女!私と大した歳の差もない癖に!諦めた軟弱者の癖にぃっ!!


「はぁ······はぁ······はぁ」

「来い」

「いや······いやぁぁあぁぁぁぁあ!!」


 男に腕を掴まれ引き摺られていく。必死に地面を掴んでも地面が滑って意味がない。

 いやっ、絶対に嫌!!もうあんな目ぐぎぃいぃ!!体が動かない······ははは、さっきの発言命令違反でしたね。


「脱げ」

「ぅ······はぁ、はぁ」

「早くしろ!!」

「ぎぃぃいぃいぃいいぃっ!!」


 電流で痺れた腕で必死に服を脱ぐ。死にたくない······死にたくない!こんな所で死にたくないっ!!


「はぁ······はぁ······!!」

「ぅ······ぅう······」

「ぢゅるるる」

「むぐっ······んんっ!んー!んーーー!!」


 舌入れな······なんか口にっ!!絶対に良くないやつじゃないですか!吐き出さないとっ!!飲んじゃった······。

 何?体が熱い。それに······ムラムラしてきた。あぁ!イライラするっ!!早く発散させなさいよっ!!


 ──自主規制──


 男はようやく私から離れて部屋を出ていった。他の女でも抱きに行ったんだろう。

 流石に失禁した女は抱けない······ね。私一生この男の奴隷でいなきゃいけないのかな?

 帰りたい······帰りたいよ。外になんか出るんじゃなかった······。


「ぁ、あぁ······ぁあぁぁぁあぁぁあ!!」


次はカットシーンなしなので楽しめるかと

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