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呪い

お待たせしました

もうカクカクしてる♡かわいい……♡ちゅきちゅき♡主様の心臓の音が聞こえる……私とは違うかわいい音……♡舐めたい♡


「あれ?もう寝ちゃいましたか……おやすみなさい♡主様♡ちゅ♡」


 ──んん……10時。そろそろ起きないと主様のおちんぽ舐める時間が無くなる……朝起きたら胸の中に主様が居る……良い。

 起きて主様を眺め、服を編み、朝食の献立に悩み、主様のおちんぽをしゃぶる。これは妻!ふふふふふ……。


「ふぅ……ぬふふふふふ♡」


 今日の主様の寝顔もかわいい♡はぁ……♡無防備♡そんな無防備だと悪〜い奴にペロペロされるんだよ♡


「んれるれるれるれる♡れろぉぉ♡んれれれれれれ♡んふふ……♡」


 さて、主様のご飯を丁寧手稲丁寧に素早く料理料理……ヨシ!さて♡主様のおちんぽ♡

「んっ……♡んっ♡んっ♡んれぇ……んくっんくっ♡ふぅ♡さ、ご飯にしましょっか♡」


 主様を抱える時間……至福。永遠に続いて欲しい。チッ……今日は朝食べたら直ぐに行かないと間に合わない。はぁ……。


「主様♡んれぇ……♡」

「……本気か?」

「ほんきれふふょ♡」


 かわいいぃぃぃよぉぉぉお♡舌を咥えないと食べられないのを躊躇ってる主様かわいいよ♡舌を舐めとらないと食べられないねぇ♡


「んん……」

「んれる♡んれるれるれるれる♡んちゅるっ♡れろちゅぱっ♡ぢゅううううううう♡」


 顔掴まれて無理やり舌ねじ込まれちゃったねぇ……♡そんなかわいい顔で誘うから……反省しろっ♡


「ぷはぁ……♡美味しいですね♡」

「う、うん」

「ん……♡」


 嘘……もう皿に何も無い。もっと沢山作ったはず……なくなってしまったものは仕方ない。チッ……もっと怠けろ時計。


「はい、ばんざ〜い」

「……はーい」

「うんうん♡主様は片腕なんですからちゃんと私を頼ってくださいね♡」


 はぁ……主様をぐちゃぐちゃに犯さないといけないのに。なんで結婚式の準備なんかに時間を使わないといけないのかしら。


「よし……いい感じですね♡出かけましょっか」

「ほんとに……?」

「もう♡眠いからってそんな甘えたような顔しても駄目ですよ♡」

「……」


 不満そうな顔もかわいいねぇぇぇぇぇえ♡お仕置したくなっちゃう♡後で全身に噛み跡とキスマ付けて反省させてやるからなっ♡


「ふぅ……着きましたね」

「ん、早く行こっか」

「……そうですね」


 主様がスキップしそうな勢いで私から降りて教会に入っていった。分からない。結婚の準備がそんなに楽しみなの?


「時間通り。素晴らしい奥方をお持ちだ」

「夫に恥をかかせる訳にはいきませんから」

「……薮の蛇はそっとしておいた方がいいか?」

「薮からスティックにどうしたんですか?」


 今の会話に藪蛇要素なんてあったかな?YAMA育ちだし私とは前提が違う?主様は面白い顔してるし……気になる。


「今日は服を合わせていただきます……奥様はあちらへ」

「…………分かりました」

「また後でね」

「はい」


 心配だ。私と離れて密室で二人きりなんて何も起こらないはずがない。やっぱり今からでも主様の所に……!


「ふふっ……」

「……何がおかしい?」

「あぁいえ、違います。ああ私にもこんな時期があったなぁ……と、昔を思い出してしまって」

「……そうですか」


 急な自分語りどうした。遂にその大きすぎる乳に脳味噌まで吸われた?余裕そうな顔が腹立つ。


「分かる分かる。私もそうだった。懐かしいなぁ……」

「はあ……」

「何言ってるんだって顔してるね?分かるよ。私も同じ顔してたから」


 嘘だ。もしそうなら私の前に自分の男を晒すなんてしてる訳がない。そもそも今部屋に篭ってセックスしているはず。


「でもよく考えてみてよこんなフリーセックスがまかり通ってる世の中で、自分の事好き好き!一生あなたの事しか見ない!みたいな態度とられたら……好きになるよね」

「……」


 確かに……なんの根拠もなしにさっきの発言をしたわけでは無いかもしれない。なら尚更理解できない。


「心変わりなんてして欲しくないから外には出したくないし、人と関わらせたくもなかった。でも50年くらい一緒に居るとさ、この人はもっと別の何かを出来たんじゃないのか?私がこの人のあったはずの幸せを奪ってしまったんじゃないか……そんなくだらない考えが浮かんでくるようになるんだよ」

「そんなわけが……」

「最初は私も誤魔化そうとした。こんなに気持ちよさそうなんだから幸せなはずだ。この人から求められてるんだから幸せなんだ、とかさ。でも、一度浮かんだこの考えはもう消せなかった」

「……」


 こいつは今も呪いにかかり続けてるんだ。だからあの男を自由にしてるんだ。恐怖に囚われた臆病者め……でも分からなくはない。


「ここに来る子達は皆そんな顔になるね。強い子だ。私もそんな顔出来たら良かったんだけどね」

「そうですか。まぁ……あの男は幸せそうだし良かったんじゃないですか」

「最初は辛かったけど、ここで色んな子にちょっかいかける日々を好きになっていた事に気付いて、何が正解なのかもう分からなくなっちゃった」

「……」


 ……なるほど、これは試練だ。この呪いを越えられないならここで緩慢と過ごすことなど出来ない。

 この呪いを跳ね除ける覚悟、それを問うている……なるほどね。粋というべきか余計なお世話というべきか……。

 まぁ私には関係ないけどね。主様はもう十分頑張った。だから、私の元で泥濘を貪るのが幸せなんだから。


「うん……これがいいかな。特に異存がございませんでしたら、こちらのドレスとなります」

「……そうですね。悪くないです」

「衣裳はすぐにお見せする形になさいますか?それとも当日初めてお見せする形になさいますか?」

「当日に見る形にしようと思います」


 急に業務的な対応をされると体がむずむずしてくる。落差が負の形で作用してるのをこんな所で体感するなんて。

 端末で誰かに連絡してる。多分あの男だろう。スイッチが入ると卑猥な乳が霞む。乳魔とて悪魔だということを思い知らされる。


「お相手様に確認しましたところ、当日初めてお見せする形になさるそうです」

「そうですか」

「こちらへどうぞ。旦那様がお待ちですよ」


 さっきの場所に戻ったら主様が難しそうな顔をしていた。多分、私と同じような事を言われたんだろう。


「次回にしていただくこととしては演出・プログラムの決定及び、BGM選び並びに、料理・飲み物・ウェディングケーキの選定ヘアメイクリハーサルとなっております。準備も大詰めに入ってきましたな」

「楽しみだね」

「主様、あんまりソワソワしないでくださいね。そういうのは私と二人きりの時だけにしてください」

「お、おう」


 まったく主様は油断してるとすぐスケベさを振りまくんだから。こんなんじゃ私が見てないと襲われるよ。


「次回の日程についてですが……どうなさいますか?」

「そうですね……明日15時にお願いします」

「分かりました。お待ちしております」

「主様、帰りますよ」

「んにっ……」


 主様をお姫様抱っこして屋根伝いに家を目指す……早く帰ろうとしているのに今日はいつもより家路が長い気がした。


「白露……?」

「ふーっ……♡ふーっ……♡天国♡見せてあげますから……じっとしてて」

「う、うん……?」

「んちゅるるるっ♡れるれるれる♡ん……んんっ♡んっんっんっんっ♡っぱぁっ

早めに出します

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