白露
お待たせしました!
3日に1回は出せます!
──私の朝は遅い。5時に起き、主様好みに髪を整え、主様好みのぷりっぷりの唇を作り上げるため、1時間入念に保湿を行う。
「……よし」
最低品質のトースターに最低品質のパンをねじ込み、甘そうに見えないトマトを切り、缶詰の果実を並べ、フライパンに水を引く。
そして、卵を投入し、保存料たっぷりのベーコンを目玉焼きのの下に敷く。豊かな朝食の完成……主様を見に行かないと♡
細心の注意を払いつつ主様の布団に顔を埋め、主様の臭いを堪能する♡頭がクラクラしてくる♡
我慢できない♡主様もスッキリ起きられるし……いいよね♡
──────
「ぎゅううう♡」
「すき……」
「私もだーいすき♡」
主様は私のもの……絶対に離さない。主様はここで暮らすのが一番……いや、そうじゃない。私が主様と一緒に居たいだけ……。
私が主様を縛り付けたいだけ……それでも幸せにするから、離れないで……私の前から居なくならないで……。
「ご飯の……時間……過ぎちゃってますね♡」
「……うわ、本当だ」
「ふふっ、お腹空いてるみたいですね」
照れる主様もかわいい♡待たせる訳にもいかないし簡単な物にしよう。さて、材料材料~。これでよし♡
「気になりますか?さて、どこから出してき
次は早ければ明日です!