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正しき路に光は現る  作者: 秋雪 こおり
第二部
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第二部 二章 日本人(次元を渡りし者)

あたしはいつまでここに居れば良いのだろうか?

あたしは生きているといえるのだろうか?

あたしは今ここに()()、ここで()()()いる。

あたしに希望を与えた|橙色の太陽《Orange Sonne》も今は見れない。

@@@勇者パーティー

「このメンバーの愛称決めようよ」

クリスタルはそう言った。

「全員を一まとめでってこと?」

要一が質問する。

「おおよそそんなとこ」

「『勇気の光。Courage(カーレッジ) Light(ライト)』とか?」

「「「賛成」」」

「即答かよ!?」

「とりあえず行こうか。」

「「「「最強の獄へ!」」」」

@@@最強の獄

「A102-11002はここだ。ここに彼女は居る。」

そうアイクは言った。

「入室できますか?」

要一は訊いてみる。

おそらく大丈夫ではある。外側の人達は。

問題は彼女の方だ。要一は漫画を何個か読んでいたからわかるが、あのラッキースケベ的な展開はここでは粉砕骨折(ズタボロ)を意味する。

「彼女次第だな。」

アイクもやはり察しているようだった。

漫画はないにせよ小説、もとい文学作品は存在する。

ライトノベルでもあるあるの“お約束”を知っているらしい。

男性陣はこれでも健全な話だが背後の女性陣はというと…

(やっぱり健全に見せても中身は色欲まみれですわ…)

(外側を正しても内側はHなんだね…)

完全に誤解していた。

「西野 明莉さん。入室してもよろしいですか?」

要一は2回ノックした後に尋ねる。

「かまわないよ~」と返ってくる。

その返事を聞いてから入室する。

@@@同刻 内側

(あたしの部屋の前で騒がしいわ~)

と思っていた

(トントン)『西野 明莉さん。入室してもよろしいですか?』

(ノック回数は0でいいっての)

心のなかで文句を言いつつ、「かまわないよ~」と返事する。

入ってきたのは黒髪で焦茶色の瞳をした青年だった。

青年は字が書かれた紙を渡した。

紙にはこう書かれていた“「秋葉原」←これをなんと読む”と。

あたしは反射で「アキバ」と答えた。

そして彼は「日本人だよね?」と訊いてきた。

あたしは彼と同じ世界の人間だという実感に浸ってうなずくことしかできなかった。

そして携帯の赤外線通信で連絡先を交換して勇気の光(カーレッジライト)の仲間になった。

@@@ウィズガルド王国 王都の下級貴族街のB31という土地を何故か譲渡してもらい

一時家屋生成ジェネレートテンポラリハウスの家を固定化した。

本来は上級貴族街か王城住み込みで良いはずなのに。

でも良い治安維持になるから結果オーライなのかも

そして今夜も楽しくなりそうだ。


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