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シナリオⅣ 3 後章 第3話

シナリオⅣ 3.13〈私が変わったときに変わり、私が頷いたときに頷くような友は必要ない。そんなものは、私の影がずっとうまくやる〉

I don’t need a friend who changes when I change and who nods when I nod; my shadow does that much better


草創歴0449年9月(9/8)


思いもよらぬ逃避行(とうひこう)となったものの、その心は晴れやかと言う他ない。

カルムヴィル駐留「鉄鎖騎士団(ケッテ・アルメーコーア)」の騎馬を拝借して後、昼夜を問わず駆け続けた。


妖精族(エルトメンヒェン)の乗馬技術は繊細かつ優雅であり、人馬一体とはまさにこれかと思わせる。


麻のマントの少年は荒々しくも、手綱捌(たづなさば)きは揺るぎなく、また力強く、見事にこれを制していた。


2人共に、馬上での戦技も並々ならぬものと見受けられ、早駆けの技も申し分無し。

ならば追っ手に嗅ぎつかれようとも、十二分に対処出来よう。


元より、我が神命にかけても「北極の学問の塔」(コネサンストゥール)へ、お連れすると誓った身。

タッキーノ・アルジェントムニツィオーネは案内役を買って出た折り、錯綜(さくそう)させる為のぬかりない誤情報を流出させていた。

これにより多少は時間も稼げよう…。


「北極の学問の塔」(コネサンストゥール)とは、学園都市(スコレポリス)「ウィラ」、賢者の山に並ぶ、高名なる三大名門学術施設に数えられる一角である。


特に魔道技術の研鑽(けんさん)に殉ずるこの塔は、1000年の長きに渡り、独自の魔道体系の構築に心血(しんけつ)を注いできた。

魔道の才に(ひい)でて、門戸を叩く者にはその知識を与える伝承が受け継がれ、血筋や金銭に関わらぬ庶民の出であろうとも入門が許されると言う。


故に、この塔を訪れる者は途切れず、大成の末には「塔の魔道士」として、各公国の宮廷魔道士への道も開かれている。

だが、大半は守護役である「魔法戦士(マジーア・ソルダート)」として、その身を堕とす。

かつて、タッキーノはそれを束ねる地位にあった。


所在地はラ・ウル公国領の何処(いずこ)とされているが、明確な場所は記されていない。

ラ・ウル公国領は標高300m以上に達する丘陵地帯が連なり、この丘陵地帯の中で最も高いものは330mのペコラウォルズである。

ペコラウォルズとは「羊の丘」という意味がある。


(まば)らに集落も点在しており、黄色みを帯びた「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される石灰岩「ウォルズストーン」を使った建物群が特徴的な景観をなしている。


3つの馬影は幾つもの集落を越え、丘陵地帯を踏破した。


旅路の途中で、素性は伏せられたままも、2人の目的が垣間見(かいまみ)えた気がする。

各々が別々の目的を持ってはいたが、教皇会(プロヴェデンティア)直轄の経済特区「キルクルス・ウルブス(円座の都市)」…通称、キルカと呼ばれる都市で彼等は出会ったらしい。

詳細は分からぬも以降、同行の末にカルムヴィルに至ったとのこと…。


無論、「北極の学問の塔」(コネサンストゥール)の名は知れ渡ってはいるが、その実状を知る者はごく一部に限られている。

丘陵に遮られ姿を隠しているのものやと思われがちだが、彼等の視線の先には塔と呼べる痕跡は見受けられない。

不安に(さいな)まれるも、タッキーノは上空を指差して見せる。


「…?」


何を指し示しているのか?

(にわ)かには判別できぬ上空の遺構(いこう)

遠目に視認出来る頭上の枝木。


吟遊詩人が謳う叙事詩に、こんな詩がある…。


天に(のこ)されし金の枝。

役目を終え、神の御手より打ち捨てられしも、今も天にとどまるのみ。

(わざわ)いの星を見つめるこの枝木は、天と地を結ぶ道とならん。


「…彼等は既に私達に気付いている筈。あなた達に立ち入る資格があれば、あれは降りてくるでしょう。」


「降りてくる?」


それは言い方が正確では無い。

正確には、大気圏上空にあるそれは、緩やかに自転を開始し、地表に並行していた超巨大建造物の末端が動き始めた。


するや、(かす)かにしか目視できぬ枝木が、徐々に傾き始める。


並行から直列へ。

圧倒的な質量を(ともな)い地表に到達するそれが、陽光を遮りて闇と共に肉迫する。


ゴゴゴゴ…ゴゴゴ…ゴゴゴォォォンンン!!!


空気を振動させ、切り裂き、異様な光景を目の当たりにし、エメヲラでさえも眼を丸くした。


円柱体の太さは150メートルにも及ぶが、その全長たるや、大気圏外にまで達し、その果てを見定めることは叶わず。

確かに塔とも呼べなくもないが、常軌を逸する巨大さである。

人の業とも思えぬ建造物であった…。


「…かつて、世界に冬の時代をもたらしたとされる禁忌の一族、ラーマス族。だが彼等は、当時世界を掌握(しょうあく)していた超帝國「ミカド」でさえも上回る科学文明を有していたとされる。」


タッキーノにせよ眉唾(まゆつば)ものの伝承ではあったが、この「北極の学問の塔」(コネサンストゥール)それ自体がラーマス族が放棄した遺跡であると言われれば、それは納得せざるを得ない。


「その通りだ。…そしてこの遺跡は本来、軌道エレベーターとして建造され、放棄されていたものだ。」


肯定すべく現れたのは、「塔の学者」にて礼節を重んじる「オ・ギリュッティーナ・アルキアティウス」である。


「オギリュウ先輩、あなたか…。」


タッキーノ、サン・アガスティア両者にとっては頭の上がらない先輩であり、「魔道の徒」(マーゴアンジェロ)十傑に名を連ねる超霊者(ノウィットール)でもある。

その名の由来から「断頭台のオギリュウ」とも称される。


「お帰り、タッキーノ。そして、我らが塔主の待ち人よ。お待ちしておりました。」


「しかし、私は裏切り者…。」


あくまで道案内を買って出たに過ぎず、魔法戦士(マジーア・ソルダート)に包囲されるのが関の山。その前に包囲網を破り、退避するつもりであったものを、何とも拍子抜けな出迎えであろうことか。


それとも、僅かに一人で私を捕らえる自信があると言うことか。

十傑と言えども、侮られたものだ…。


「未来は分岐点を経て変わった。我らが塔主エノイキアン様にとっては、それさえも見えていたこと。故に、それを口実にサン・アガスティアさえも解き放ったのだ。」


それは、どういう意味か。


「タッキーノよ。エノイキアン様は、お前の改心でさえも織り込み済みであったのだ。」


「…私が帝国に与したことが、エノイキアン様にとって利益にあったと?だから見逃したと言うのか?それとサンが何の関係が?」


「…それはご本人の口から確かめた方が早いぞ?」


予期せぬ問答が続き、確かにここで言い争ったところで解決のすべは無い。

エノイキアン・ダイダロス大老は一説によれば、(よわい)500を越える高齢であるが、「北極の学問の塔」(コネサンストゥール)を束ねる超霊者(ノウィットール)でもある。


超霊者(ノウィットール)」とは、魂魄と幽体、魔道回路と肉体に分け隔てられた常人の構造から、人為的肉体改造を経て統合された、新人類とも言うべき人種である。

魔道を扱うにあたり、もっとも効率良く、また摂理に準ずる思考と存在たらんと欲した。

元より、彼等はそれを目指していたのかも知れない…。

十傑はほぼ、この超霊者(ノウィットール)によって構成されている。


しかし、人としての存在感を失い、世界の一部かの様な印象を与え、近寄り難き存在。タッキーノは彼等に会うのが苦手であった。


だが、ことの真相を確かめねばなるまい。となれば、意気込んで軌道エレベーターに乗り込むしかなかった。

これに同行者も追随する…。


オ・ギリュッティーナ・アルキアティウスに導かれ、彼等は内壁に設けられた螺旋状中央ルートを辿り、輸送回廊と共に上昇する。


内壁を走る際の初期加速により急激な重力が加わり、常人であれば立つこともままならぬ中、妖精族(エルトメンヒェン)であるエメヲラは元より、麻マントの少年も微動たりしない。

未だ素顔を(さら)さない辺り、ほぼ無人とはいえ、警戒している証拠だろう。


その後は、緩やかな微加重のみが続き、一行を最上層へと導いていった。

凄まじいスピードは外壁に遮られ、実感を得られぬも、実際の上昇速度は音速(340m/s)を越えている。


この遺跡たる軌道エレベーターは、かつてラーマス族が建立した人工衛星「黄幡星(カプト)」、衛星都市「天車(メルカバ)」を製造、メンテナンスを行う為の施設であった。


軌道エレベーター内部は10区画のプラントに(へだ)てられており、十傑それぞれが管理する魔道研究施設となっている。区画ごとに500人前後の従事者が(たずさ)わり、様々な得意分野の魔道技術開発を行っていた。


例えば、オ・ギリュッティーナの管轄下にある第8区画「法律の箱庭」(ノモスジャルディーノ)は、彼が薬学魔道に特化するが所以(ゆえん)、大気圏外でのみで精製可能な物質抽出に力を注いでいる。

その為、区画の大半は自給自足が可能なまでに自然再現されたコロニーに等しい。そこには陸地と林のみならず、湖までも完備されていた。


最終プラント「天幕の宮殿」(パラディーゾパラッツォ)に至るまでの間、オ・ギリュッティーナ・アルキアティウスは座したまま、語りかけてきた。

到達までには幾分、時間の猶予がある。

彼なりに、不安と緊張を和らげようとしてのことか。


「エノイキアン様は、必ずお前が塔へ戻り、その方をお連れすると予言なさったのだ。」


「だが、その俺にサン・アガスティアを差し向けたのは、あんた達だろう?」


ハイランドでの邂逅(かいこう)以来、奴とは幾度となく刃を交えた。

帝国と接近するのならば、前線であるレイアーン公王国よりも、クリシュナ派を選んだあたりは正解であろう。


今や帝国は外敵たるレイアーン公王国と、最大の敵対勢力たる対帝国同盟「カイト」のみならず、内側からは反旗を翻す民間組織によって食い破られんとしていた。

しかし、未だタッキーノの「第三の目」(アージュニャー)が垣間見せる未来は灰色がかっている…。


輸送回廊が停止し、一行は本来であれば塔主「エノイキアン・ダイダロス大老」の納める区画であり、「魔道の徒」(マーゴアンジェロ)に於いても十傑のみが立ち居る事が許される「天幕の宮殿」(パラディーゾパラッツォ)に導かれた。


「…ここから先は、私は同行できません。塔主はこの先、占星術士の塔蓋 (アストロロジートゥール)にてお待ちしております。」


オ・ギリュッティーナ・アルキアティウスが足を止め、ゲートの先へと客人を(うなが)す。


「占星術士の塔蓋」(アストロロジートゥール)と言えば、カルムヴィル(静謐なる都市)の姉妹都市「星見台(エトワールトロンヌ)」にも同様の名称の塔が存在した。


この区画に安置されたこれは、それよりも古く、かつてラルムヴィル(悲涙の都市)で発掘されたオリジナルに他ならない。

即ち、塔蓋の魔道回路と精神結合を果たしているエノイキアン・ダイダロスは、「星見の因子」を有している証拠でもある。


『…よくぞ参いられた。若きフィデース・レグヌム(教皇國)キアのレグルス(王太子)よ。』


オリジナルの「占星術士の塔蓋」(アストロロジートゥール)を背にし、重厚なガウンに身を包み、歳を重ねた白髪の(おきな)が進み出た。

星を読む者。クリシュナの系譜(けいふ)が祖。


タッキーノは薄々、察してはいたが、それにつけてもやはりと言わざるをえまい。

となれば、この眼前の少年こそが対帝国同盟「カイト」の代表者に相違あるまい…。


フードを降ろし、少年は素顔を晒す。端正な顔立ちに、修羅の道を経た眉間の(しわ)が強靭な意思を感じさせる。

その最奥に秘めたる何かを感じさせた。


フィデース・レグヌム(教皇國)キア本國からの追放の憂き目を負いながらも、これに頼らず南部内陸諸国をまとめ上げた「ソウマ・ヴァストック・キア」その人である。


『…ソウマ殿下、あなたがこの塔を訪れた理由は、あなたの友人を救い出す事。並びに、若き妖精族殿の求める答えもまた、私は存じておりますぞ。』


驚くべきことに、それが星読(ほしよ)みたる者の所以(ゆえん)か。


「では、僕の質問に答えて頂きたい。イムメモラーティオ(忘却)の聖刻術式(ミステリウム・マグヌム)を消し去る方法を教えて頂きたい。」


『…方法はある。だが、その者が持つ星の定めは特殊なもの。その者を解き放つ事が、そなたに不幸をもたらす可能性もあるやも知れぬぞ。』


諭すように告げたものの、エノイキアン・ダイダロス自身、その言葉がソウマ・ヴァストック・キアの決意を揺るがすこと叶わぬをよく理解していた…。


『ともあれ、聖刻術式(ミステリウム・マグヌム)を消し去るには、より強力なイムメモラーティオ(忘却)の力を与える他は無い。その手筈は既に、オ・ギリュッティーナ・アルキアティウスに一任してある。』


「…では、何か代償をと?」


『我等が代償を求めずとも、そなたはクリシュナ派と共に、帝国を討つ所存であろう?それがひいては、そこな若き妖精族殿の望みにも繋がろう…。』


言わずもがなであったが、エメヲラ・ヴィ・ドゥにすれば、それがどう言う経緯で「シャイニング(光輝く)・トラペゾヘドロン」による混沌汚染の浄化方法に繋がると言うのか分からずじまいであった。


「我々、妖精族(エルトメンヒェン)人類種ヒューマン同士の争いに加担するつもりは無い。」


『さりとて、そなたらの言う闇妖精族(ツヴェルク・エルトメンヒェン)は帝国に与し、第弍帝国総軍として争いに加担するようだ。そして、混沌を浄化する唯一の手段、失われしオルムズドの遺産と同質の力を持つは神剣のみ…。』


だが、その神剣はまだ現世(げんせ)に生まれ落ちていないと言う。


『この戦いの果てに、世界に一振りの神剣が生まれ落ちるであろう。その時、若き妖精族殿よ、そなたはその者と共に戦い、その代価を得る為に…身を投じなければならないのだ。』


「…そのような予言地味た言葉を私に信じろと?」


当然の疑問であったろう。

だが、これは予言では無く、星の持つ定めを読み取っただけのこと、と塔主は付け加えた。


『最後に、ソウマ殿下に今一度、問う。この問いは分岐点に他ならぬ重要なもの。そなたの答えで世界の流れが変わろう。心して聞いて欲しい…。』


「はい。」


『そなたに流れる血は二種類ある。一つは冬の時代を彷徨(さまよ)い、七つの大罪(セプテム・アラストール)と契約し導かれた雨天族(パルジャニア)、即ちデ・ニア・キア教皇国の血筋として生きる道だ。』


それは父方の血を意味するのか。

フィデース・レグヌム(教皇國)キアのキアレークス(國王)ルゥライ・ウァルティアン・キア並びに、教皇会(プロヴェデンティア)とは個人的にも断絶状態となっている。


『今ひとつの道は、炎の大陸に住まう一族の祖、赤き蛇の王に守られし炎祭祀族(ヴリハスパティ)として、これに対する道を征くか…。』


それは母方の血を指すのか。

かつて、アルカサンドリア(砂漠の民)の族長であった母、ファナール・ヴァストック。

対するとすれば、その道の半ばにあるとも言える…。


「だが、僕は僕だ。僕はレグルス(王太子)として、フィデース・レグヌム(教皇國)キアを背負うつもりは無いが、捨てる気もない。何故なら、僕が討たねばならないのは帝国であって、それ以外の何ものでも無いからだ。」


その選択肢は、対帝国同盟「カイト」を率いてきた結果の信念であったのだろう…。

エノイキアン・ダイダロスの提示(ていじ)した二つの道、そのどちらも否定し、中庸(ちゅうよう)の道を征こうと言うのか?


『…だが、そなたがその困難な道を選んだ事で、今この瞬間、未来が変わった。災いの種はサン・アガスティアに降り注ぐ事となろう。』


「…大老よ、それは一体どう言う意味か?」


しかし、タッキーノの問いに応える事無く、エノイキアン・ダイダロスの姿が歪んだ。


『…心せよ。だが困難は星の定めし試練…乗り越えた先に…十の光が集うだろ…う…。』


その姿は刹那に歪み、途切れ途切れの言葉を残したまま、(かすみ)の如く消滅してしまった。

確かに実在し、先ほどまで会話を成していた相手だと言うのに…。

三者三様に唖然とした。


「これは…一体?」


「…塔主は5カ月程前、星見台(エトワールトロンヌ)陥落と共に、亡くなられた。今まであなた達が話しておられた方は、あの方の残留思念だ。」


背後より現れし、オ・ギリュッティーナ・アルキアティウス(いわ)く、星見台(エトワールトロンヌ)の「占星術士の塔蓋」(アストロロジートゥール)破壊と同時に、「星見の因子」を持つ者は総じて霊的因子を破壊され死に至った。

これを事前に察知していたエノイキアン・ダイダロスは、この刻の為に残留思念を保存していたのだと言う。


「…そんな事が。」


「だが事実だ。そして我々、北極の学問の塔 (コネサンストゥール)はこれ以降、エノイキアン様の遺言にい、新たな塔主に従うこととなる。」


新たな塔主とは如何(いか)に?


そこに現れ出る存在。

エノイキアン・ダイダロスの名を継ぐ者。


「あなたは…?」


初代エノイキアン・ダイダロスたるトゥト・クリシュナの残留思念と入れ替わるように出現したのは、驚くべきことに、あのガチャトーレ・クリシュナ・ラ・ウルに相違無い。

しかして、その肉体は実体を伴わぬ魂魄体であった。


真摯で思慮に長けた面差しの青年であり、クリシュナ派と行動を共にする方(?)とは天と地ほどの差が見受けられる。それをソウマが知る由もない。


しかしながら、星見の因子を持つと言うのであれば、ガチャトーレも同様。彼だけが例外だとでも言うのか?


ガチャトーレの魂魄が手を差し伸べる。


ソウマはこれに応え、手を重ねた。


それは同時に、思いが重なり合った瞬間でもあった…。

(^ー^)ノソウマ王子、次話はエメヲラとの出会い編w

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