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作者: 水瀬凛

私の前に壁は出来る

いつも通り道を塞ぐように 前に立ちはだかる

なにをするのにもそいつを壊さなければ前へは進めない

私は毎日

学校に行きたくないという壁を壊し

勉強したくないという壁を壊し

遊びたいという感情を抑え込み宿題をしたくないという壁を壊し

そして時には壁に問いかける

「どうしてお前は私の前にばかり現れてくるのか」と

壁はいつも黙ったままで何も答えない

動かないし喋らない

ただじっと私を見ている

私には邪魔ばかりしてくる壁の気持ちがわからない

時にはとても堅く冷たい壁を破れない時もある

そのときは壁の前で立ち止まり来た道をもどることもある

そして考えて考えてどうしたら壁を壊すことができるのかと悩む

色々試して壁が破れた時

私はまた一歩新しい世界へと踏み出していけるのだ

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