お勉強その4 『リアデイルの大地にて』
『リアデイルの大地にて』作者 Ceez様
このお話の最大の魅力は、今日に至ってもなお続く展開の面白さ。
「こうなるのか、スゲーなー」でしょうか。
プロローグに注目したい。
あとがきに、
『おかしい、こんなに短くなるはずではなかったのに……』
と、ありますが、異世界に行った心の動揺が、これだけすっきりした文でまとまっているのは初めてです。
思うに、無駄な贅肉を削りに削って洗練された文章になったのではないでしょうか?
言葉は悪いのですが、ウダウダ、グチグチとならない所がすごいと思います。
≪現実から異世界への軟着陸。 その妙がここにある≫
プロローグと1話だけで、お気に入りが9件あったと書かれています。
2話で、16件。
4話まで書き溜めてから投稿されたようです。
6話終了時点で、お気に入り150だそうです。
ゲームの世界で、カンストした能力があって、200年後。
この設定で、どんな話を書きますか?
与えられた能力や、ゲームで使ったアイテムも使えて、初めての村で何をしますか?
ボンガンと狩りもしますが、井戸を1つ、お風呂1つ、それだけで都に向かいますか?
思うのですが、本当に強い人は自慢しないし、無理して危険な事はしない。
『金持ちケンカせず』、そんな感じではないでしょうか?
主人公の設定も生きているのでしょうが、周りに感謝して生きています。
≪周りの人達を幸せにする魔法使い≫
作者の理想がそこに見える気がしませんか?
里子システムで生まれた子供達もいい。
飛び抜けた能力を持ちながら、周りの人達と協調しあって生きている。
その子供達がまさかの展開をしてくれるのもいいです。
昔のプレーヤー仲間も……。
まだ読んでいない方へのネタバレになるのでこの辺りでやめますが、
「言いたい、もっと話したい」、そう思わせる作品ですね。
そうそう、活動報告があとがきになっています。
それだけを読んでも面白いですよ。
いや、それだけでもすごいですよ。




