その3-2 第2話続き、ビフォーアフター
「ほう、なかなかうまいじゃないか」
「ありがとうございます」
「このうまい水、お代わりだ」
「…………」
アンナの魅力、少しは出ていますかね?
読むリズムとしてはどうでしょうか?
前半が改訂後、後半が改訂前です。
第2話 赤ちゃん (改訂後)
以前読んだやつに『赤ん坊の羞恥プレイに耐える』てえのが有ったが、馬鹿言うなって話だ
ア○レちゃんじゃないが、子供がウンチを好きなのは世界共通だ。
子供てのは、排泄時に快感を感じるように出来ているんだ。
そんな時に美人メイドに後始末をさせるなんざ、極楽以外なにものでもないだろうさ。
だいたい、どんなに恥ずかしかったところで、体が動かなきゃどうしょうもねえだろうが。
そんなもん、すっぱりあきらめて楽しんだ方が絶対得だぞ。
『異常な子供と見られないように注意しながら情報収集』これもばかげてる。
親ってのは子供が1番なんだ。
どんな馬鹿でも天才君だし、どんな不細工でも美人でハンサムだ。
それが優秀だったひにゃ、神様に感謝する事が有っても嫌う事なんか絶対ねえ。
トンビが鷹を生んだと近所中に言いふらす、それが親ってもんよ。
まあ、人様のやる事に文句言っちゃいかんのだろうが、ガキってのは思ったまま好き勝手に生きりゃいいのさ。
とにかくだ、目覚めたら知らない天井でも、電気もガスも無い不自由な生活だったとしても、それが何だというのだ。
もう1度人生がやり直せる、棺桶に片足突っ込んだジジイにとっては夢のような話だ。
「異世界転生、嬉しいー」
「もう一度の人生、楽しいー」
そりゃあもう浮かれまくっているわけだが、問題が無いわけじゃない。
感情の押さえが効かないのだ。
お腹がすくとたまらなくなって泣き出すし、おっぱいがもらえると途端に嬉しくなってしまう。
うんちで気持ち悪いと泣き、おむつが替えられると笑う。
若者言葉で言うと、『ビミヨー』といったところか。
まあ、赤ん坊だから当然と言えば当然か・・・・・・。
ルーラァという名を貰った。
カレーのルーにラーメンのラって、さえない名前だがしかたない。
金髪美人がお袋、いや、お母様で、イケメンのくそ野郎、もとい、かっこいい男がお父様らしい。
鏡が無いから分からないが、金髪碧眼夫婦の子だから俺も多分そうなのだろう。
赤毛のアンが俺の専属メイドらしいが、名前がアンナだと、アンで決まりだ。
良く見りゃいい女で、美人というより可愛い感じだ。
ぽっちゃりタイプだが、太った感じはない。
えくぼもいいが、何と言ってもおっぱいがでかい。
ひょっとすると、俺はこのおっぱいに会うために来たのかもしれない。
いやー、そう思わせるほどだと言いたいんだ、分かるだろ?
しっかしこのアンナは良くしゃべるぞ。
おはようございますルーラァ様に始まって、お食事にお召し変え、いい子に可愛い、お利口さんにハンサムですね。
よくまあ、こんなにしゃべれるもんだと感心する。
それなのに、俺は両親の名前をまだ知らない。
紹介するのを忘れているに違いない。
まあ、そのちょいと抜けた所も愛嬌があっていいんだがな。
そうそう、おっぱいに2つの味があるのを発見した。
1つはお母様で、もう1つは別のおばさんだ。
多分、乳母というやつだろうが、ここはお母様の方がおいしいというのが大人という物だろう。
まだ子供、というより赤ん坊だが・・・・・・。
何はともあれ、このようにずいぶんとおっぱいに恵まれた生活を送っているわけだが、ひじょーに残念なのはおっぱいを見ても興奮しない事だ。
お腹がすくとそれどころではないし、いっぱいになると見たくもなくなるのだ。
なんとももったいない話だが、どうやら思春期まで待たなければならないようだ。
思春期といえば、おむつを替える時に自分のおチンチンを見た。
人に見せて喜ぶ趣味は無いが、我ながらかわいいやつで、これがどれだけ大きくなるのかが楽しみだ。
まあ、異世界だからどうなるかは未定だが、外人には違いないだろ、男の子としちゃ期待するわけよ。
そして、俺は見てしまった。
アンナが俺のおチンチンを見る時に、目が光ったのを。
ふふふ、いいだろうアンナ。
お前の望みは俺の望みだ。
と、思った途端に腹が減ってきた。
「ふえーん」
「はいはい、ルーラァ様、お腹がすいたんですね」
うーむ、アンナは人の心が読めるのかもしれない。
それにしても、寝返りまだかな。
見えるのは格子模様の天井、窓に目をやるとガラス窓が1つ。
牛乳瓶の底のようなガラスが格子に並んでいる感じで、こんなガラスは初めて見た。
暗くなるとともる光源はクリスタル?
眩しくてよく見えないが、ランプではないようだ。
異世界キター。
うーむ、若者言葉も案外いけるなー。
とはいえ、まだベッドから見える景色しか知らない。
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第2話 赤ちゃん (改訂前)
以前読んだやつに『赤ん坊の羞恥プレイに耐える』てえのが有ったが、馬鹿言うなって話だ
ア○レちゃんじゃないが、子供がウンチを好きなのは世界共通だ。
子供てのは、排泄時に快感を感じるように出来ているんだ。
そんな時に美人メイドに後始末をさせるなんざ、極楽以外なにものでもないだろうさ。
『異常な子供と見られないように注意しながら情報収集』これもばかげてる。
親ってのは子供が1番なんだ。
どんな馬鹿でも天才君だし、どんな不細工でも美人でハンサムだ。
それが優秀だったひにゃ、神様に感謝する事が有っても嫌う事なんか絶対ねえと言い切れる。
トンビが鷹を生んだと近所中に言いふらす、それが親ってもんよ。
まあ、人様のやる事に文句言っちゃいかんのだろうが、ガキってのは自分が思ったまま好き勝手に生きりゃいいのさ。
とにかくだ、目覚めたら知らない天井でも、金髪碧眼の赤ん坊になっていても、電気もガスも無い不自 由な生活だったとしても、それが何だというのだ。
もう1度人生がやり直せる、棺桶に片足突っ込んだジジイにとっては夢のような話だ。
「異世界転生、嬉しいー」
「もう一度の人生、楽しいー」
そりゃあもう浮かれまくっているわけだが、問題が無いわけじゃない。
感情の押さえが効かないのだ。
お腹がすくとたまらなくなり泣き出してし、おっぱいがもらえると途端に嬉しくなってしまう。
うんちで気持ち悪いと泣き、おむつが替えられると笑う。
若者言葉で言うと、『ビミヨー』といったところか。
まあ、赤ん坊だから当然と言えば当然なのだろうが・・・・・・。
ルーラァという名を貰った、その名で呼び掛けられるから多分そうだろう。
カレーのルーにラーメンのラって、さえない名前だがしかたない。
金髪美人がお袋、いや、お母様で、イケメンのくそ野郎、もとい、かっこいい男がお父様らしい。
赤毛のアンが俺の専属メイドらしいが、名前がアンナだと、アンで決まりだ。
両親の名前はまだ知らない、紹介するのを忘れているに違いない。
おっぱいに2つの味があるのを発見した。
1つはお母様で、もう1つは別のおばさんだ。
多分、乳母というやつだろうが、ここはお母様の方がおいしいというのが大人という物だろう。
まだ子供、というより赤ん坊だが・・・・・・。
残念なのは、おっぱいを見ても興奮しない事だ。
お腹がすくとそれどころではないし、いっぱいになると見たくもなくなるのだ。
思春期まで待たなければならないとは、なんとももったいない話だ。
思春期といえば、おむつを替える時に自分のおチンチンを見た。
人に見せて喜ぶ趣味は無いが、我ながらかわいいやつで、これがどれだけ大きくなるのかが楽しみだ。
というのも、日本にいた時に銭湯で外人を見たんだが、桶に座って体を洗っている時『なに』がタイルの床に届いているんだ。
俺も人様よりは大きいと思っていたが、比較するのもばかばかしいほどで、裁ちバサミでちょん切ってやろうかと思うぐらいさ。
異世界だからどうなるかは未定だが、外人には違いないだろ、男の子としちゃ期待するわけよ。
それにしても、寝返りまだかな。
体に力が入らず、寝返りがうてないんだ。
見えるのは天井のみ、格子天井で枠の1つ1つに絵が描いてある。
日本では、メインは土木だったが、建築もやっていた為興味を引かれた。
3寸の組枠で、端の処理も丁寧だ、さすが貴族様は違う。
絵がよく見えないのは薄暗いせいか。
窓に目をやると、ガラス窓が1つしかない。
「物置かここは?」
と言いたくなったが、赤ん坊に強い光は厳禁そんなところだろう。
それにしてもはめ殺しの窓とは、横開きを知らないのか、あるいはここだけか。
部屋にある光源はクリスタルライト。
眩しくてよく見えないが、これが光の魔石だと知ったのはもっと後の事だ。
まだベッドから見える景色しか知らない。