その2 第1話 プロローグ
ここではインパクト重視ですが、もう1つ有ります。
それは、この作品がルール無視の作品だと宣言する事です。
タブーがメインの作品で、それは駄目だと言われても困りますので。
第1話 プロローグ
①文末の(ってやつだ)を、(よ)にしました。
(だ)がつづくので。
②(それが土建屋の)を、(するのが)に変えました。
これも2回続くので。
③(世間様にゃ)を、挿入しました。
ノリで。
④13行挿入しました
後々、建築関連の話が出て来るので、伏線を兼ねて。
⑤(知らねえだろうが)を、挿入しました。
前文とのつなぎの言葉が見つからなかったので。
⑥1行挿入しました。
ノリで。
⑦2行挿入しました。
ノリで。
⑧文末の(さ)を(よ)に変えました。
(さ)が続くので。
なんかノリが多くて不安ですね、いいのか悪いのかさっぱり分かりません。
追加、お勉強の成果?
⑨(夏のくそ暑い日に)追加しました。
周囲の状況や季節を入れるといいと書いてあったので、お試しです。
⑨(そいつが)
主語を入れました。
⑩1行挿入しました。
ノリで。
本文 プロローグ
勉強なんざしたこたあねえ。
①力がありゃ稼げる稼業、それが土建屋よ。
②家の基礎から区画整備、道を作ったりダムを作ったりするのが仕事だ。
③そうはいっても、世間様にゃ大手のゼネコンから個人に毛の生えたようなものまである。
うちの様に中堅と呼ばれるまでになるには、そりゃいろいろあったさ。
④特に気にいらねえのは家の基礎工事でな。
こいつは家を建てる工事の1部でしかねえ。
つまり下請けなわけで、中には気に入らねえ大工もいるわけよ。
頭に来てケンカになって、そんで建築もやる事にしたんだ。
知り合いの大工に来てもらって、そのつてで人集めよ。
あれだほら、ヘッド何とか、俺が先駆けってやつかもな。
俺が建築の素人じゃ駄目だってんで、2級の建築士も取ったぜ。
俺も、やる時ややるんだよ。
めったにやる気にならないが……。
おかげで建築の方は順調だったんだが、土木には縄張りみたいなのがあってな、おまけにやーさんが絡んでくる。
だが、引いたんじゃオマンマの食い上げだ。
相手が誰だろうと、とことん行くしかねえんだ。
⑤知らねえだろうが、つるはしとスコップでも威力は結構高いんだぜ。
ダイナマイトをさらしで巻きつけ、みんなで特攻すりゃ組事務所だって潰せる。
⑥喧嘩上等でのし上がっていったのさ。
バブルんときの慰安旅行はベガスよ。
⑦ベガス、知ってっか?
ラスベガス、とばくの町よ。
億の金がぶっ飛んで、半年ほどは突貫工事を受けたりして大変だったがな。
⑧そんなこんなで、ばれりゃ余生は檻の中ってくらいにゃ悪さもしてきたが、それもこれもいい思い出よ。
息子に代を譲ってからは、通学路で緑の旗を持ってボランティアおじいさんをやっているのは、まあ、罪滅ぼしのまねごとってやつさ。
そうそう、パソコンて奴は字が小さくて面倒だったんだが、今じゃテレビくらいの大きな画面があるというじゃねえか。
⑨夏のくそ暑い日に、さっそく1番でかいやつを持ってこさせた。
だが、説明受けてもさっぱりだし、くそ面白くねえから持って帰れと言ったら、そいつがネットの小説を見せやがった。
⑪全く、開いた口がふさがらねえとはこの事よ。
しっかし、あまりにくだな過ぎて、久しぶりに笑っちまったぜ。
紛らわしいアイコンとかいうやつを全部取っ払って、これだけを見れるようにして帰らせた。
勿論、五体満足にだ。
まあ、時間はたっぷりあったし、毎日楽しませてもらったよ。
だからだろうな、目が覚めて知らない天井が見えても、赤ん坊になっていても、
こりゃ異世界ってやつじゃねえのか、もう1度人生やれるのか、てなもんよ。
嬉しすぎて、思わず祈っちまったぜ。
「目が覚めても、元の世界に戻りませんように」
こんなんになりましたが、どうでしょうか?
と言うか、改めて読み返してみると、なんか見にくいですが、分かりますかね?
ノリばかりもダメでしょうし、これから勉強します。