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white snow  作者:
Kazuya Saiki (the angel became a devil in a church on Sunday afeternoon.)
20/60

she became a devil...

配分がおかしくなってしまいました(^^ゞ すみません。


 「くっ……くくくっ! あははははははっ!!」

 ルイージャは狂ったように笑い始めた。

 「そうよ、私が五芒星を作ったの。愚かな修道長、イザベラのためにね!」

 五芒星ペンタグラム

 五つの要素を並列的に図案化できる図形として、洋の東西を問わず使われてきた。世界中で魔術の記号とされ守護に用いることもあれば、『上下を逆向きにして悪魔の象徴になることもある』。

 「私は彼女を本当の聖人だと思っていた。けれど違った。彼女は何者かに殺されていた。修道長を殺したのがアレッシア、あなただとは思わなかったけどね。……とにかく、私は絶望した」

 イザベラは神でも天使でも聖人でもなかった。

 「だから私は彼女を悪魔にしてあげようと思ったの。盗んだ蝋燭でデビルスターを描いてね」

 「デビルスター?」

 ―――聞いたことのない単語だ。

 すると、アーティが簡単な説明をしてくれた。

 「五芒星は悪魔の象徴としてとらえる際、デビルスターと呼ばれることもあるんだよ」

 「アレッシアがイザベラを殺した後、背中に傷を負わせたのは私。そうすれば、翼を折られた天使に見るでしょう?」

 ルイージャは笑い続ける。

 そうか。だからあの時、アレッシアは驚愕していたのだ。死体に、死者への冒涜とも言える傷が刻み込まれていたから―――。

 「狂ってる!!」

 僕は思わず叫んでしまった。ルイージャは笑うのを止めた。

 「狂っていることの何が悪いと言うの」

 その口調はきついものだった。けれど、僕は見逃さなかった。

 彼女が哀しい笑顔を浮かべていたということに―――。









 

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