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ミッション 9
それでは、ごゆっくり。
公嗣さん、片手を挙げ颯爽と歩み去る。
その背姿に少女二人も、高級デパートの渉外並みに深いお辞儀を捧げている。
で、向き直って。
眼が合った洋子ちゃんが今度は自分に深々一礼、えーと。
顔をあげ、くちごもりながら、上ずった声。
「あのその、色々失礼無礼大変失礼致しましたっ」
「ああ、うん。だいじょうぶ、あるあるよくある」
イミフな答礼をしてしまった。
ぷっと傍らで小さく吹き出し。
「ナニやってんですか、二人して」
「はじめ~」
野次馬根性物見遊山の元気っ娘と。
冷静沈着覚悟完了戦乙女。
キレイに分かれましたね、うん。
だって彼女、一度死線を潜って。
一線越えてるからな天森嬢、既に。




