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ミッション 6
「アイザワヨウコ、相性の相にサンズイ旧字の澤、太平洋の子供の子、東城には高校入学、天森と同級同室の2年2B在校、いじょう! 」
洋子ちゃん、堂々の名乗り。
東城は制服なし私服校で、それも生徒が志願理由とする魅力の一つであるようだが、二人はまるで、静と動、真逆の装いなのにだからそれが逆にかみ合う、二卵性双生児のような雰囲気をまとっていた。
「失礼ですが」
「立ち合い人です! 」
皆まで問わせず即答。
そして天森嬢、となりで浮かぬ顔。
まあね。
強引にいっちょ噛み大成功でリスク教示から一転わくわくの親友を傍目に、当人はある程度覚悟完了、危地に再び乗り込んで来たのだろうがそんないざこざに当然巻き込みたくない、穏便にパージの機会を逸し、けっきょく同行ええいままよ、と。
ところでどちらまで、と控えめに当然の疑問を天森嬢。
うんそれなんだ。
途中、ファミレスやサ店も何軒か過ぎたんだが、自然帰庁のコースになっている。
「間違えがあるといけない、落ち着ける、安全な場所まで」
なんでこうなった。




