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ミッション 4


 車速を法定に抑え、さて。


 どうしよう。


 ちらりとミラー越しに視線を走らせながら失礼ですがと口を開きざま、ああ。


 後席にそれを後ろ手に差し出し受け取り眺める様子を伺う、尋ねるときにはまず自分から、とね。


「私はそういう者です」


 ふーんとしげしげ見つめたヨウコちゃん、やおらスマホを取り出した。


「はい110番、事件ですか事故ですか」

「な……」

 となりであんぐり口の天森嬢を片手で制しながら落ち着いた声で告げる。


「照会です、サクライ、シュウイチという職員は在籍していますでしょうか」

「少々お待ち下さい、サクライシュウイチ、と、はい、2名該当しますね」

「旧字の櫻に井戸の井、シュウイチは秀吉の秀に」

「一本棒の一、はい、失礼ですがその者が何か」

「でしたら結構です、ありがとうございました」


 スマホをしまい改めて曰く。


「へーホンモノの警察手帳だ初めて見た」

「……ヨウコ」

 低い声ですごい眼つきで、天森嬢。

「知らないヒトについていっちゃイケマセンって、そうでしょうお巡りさん? 」


 ……うん、ああ、完全同意。


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