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過去ログ 1-3
いやまったくお恥ずかしいハナシ、こういうとき、当事者というのはなかなか正常な判断が出来ないモノだね。
だってそうだろう? 。
ネットではあっても既に何件かの事例報告、再現性のある事象であって、偶発じゃない。
何者かの意図と構造が背後にあって、自分がそれに巻き込まれた、だなんて。
私はラノベ脳に突き動かされ、人里、民家、異界の何かに接触せんと、あっちか、いやこっちかなと徘徊を始めていた。
で。
気付くとようやく、人影らしきものが、遠巻きにあるのを、認識した。
好意的なものではない、のにも。
大声で叫んだ上に動き回って存在をアピールして。
害意ある者に最初に接触したらどうなるのかと。
いまさらはじめて身の危険、恐怖で身体を動かして、駆け出すつもりが少しも移動できる間も無く数歩で深雪に足を取られ無様に転がった。
そして人影は素早く、余裕を以って私の周囲を取り囲んでいた。
暗色の装束に身を包んだ、靄をまとったような、いまいち判然としない、人影。
その一人が、短く何か口にして。
また、私の意識はあっけなく途切れた。




