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いんたーみっしょん 1-7
「と、いうわけでだ」
あれ。
これから本題? 。
はー。
と綾香さん、富士山が余裕で三つも入ると曰くのマリアナ海溝なみに深いため息一つの後に決然と。
「座してそうした最悪状況を迎えるのも芸がない、そこにあの逸材、これぞ天祐神助、判るな、櫻井」
それはアレですね、二人してへろへろな状態で現場踏んでダブルダウンとかいう。
それを回避するにはつまり。
「……高校生ですよ? 」
いちおう、確認。
【労働基準法 第56条(最低年齢)】
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。
あ、問題ないのか、高2なら16、7? 。
あとホラ、そも労基ない職場だし! そこか!? 。
「問題は結局、志願、ですか」
ハイ共犯。
これはその、つまり本邦では自衛隊もそうだと思うのだが、法整備、法的根拠での不備を持つ就業環境への就労にあたり、当人からの希望、志願を以って解決するという、特攻隊の時代からの伝統メソッドである。
外堀埋めて本人にハイと言わせる。
うん、悪いオトナの悪だくみだ。




