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いんたーみっしょん 1-4


 単車をてれてれ転がしながら、信号待ちで漸く思い至ったのはつまり。


 姐さん、間に合って無かったのか? 。


 あの一撃はガチマジの威力だった。

 くどいがもし、アレが何の素養も持たない無防備な一般人を直撃すれば、身体中の孔という孔からあらゆるものを吹き出してそのままぶったおれる。

 直前の瀬戸君の砲撃だって、殆ど制御されていないだけに火力だけなら鉄拳制裁を上回ってさえいた、だから、ヤバいと思ったが私と同じく微風に凪がれたくらいの影響で、天森嬢はちょっとよろめいただけだ。


 全く、いつまで半人前なんだ。

 とは言われていない。

 クラクションに急かされ慌てて急発進、思わずウィリーし掛ける。

 そのまま直ぐ先の路地に乗り入れ、エンジンを切った。


 息を付く。 


 私たちは、失敗した。


 内臓破裂出血多量、鼓膜も破れるし眼球も破裂するか、緊急搬送手配、仮に一命を取り留めても良くて重後遺症、或いは脳死状態もふつうにあり得た。

 本来なら二人してその場で土下座して詫びを入れるところだ、貴方の身の安全を保全出来なかった、大変申し訳ないと。

 しかしそれでは、収拾が付かなくなる。

 あの場で2、3時間の事情説明? 。

 それでも、しかし。

 不始末、鉄拳制裁。

 自分の身に何が起きたかすら定かでないであろう彼女を、更に困惑させるいきなりの身体言語のやり取りだが、あの場での自分たちには最低限必要な《《落とし前》》だった。


 改めて、謝罪できる機会は来るだろうか。


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