第五話 怪鳥ロックバード
タクマ達はギルドの最初の依頼として、
ロックバード討伐に向かっていた。
「ロックバードは巨大な体持った鳥だそうです
その大きさは建物ぐらい大きいそうです」
「それなら大丈夫そうだな」
「良かったのですか?ギリギリ受けられる
レベルの依頼ですが、危険では?」
「まぁいろいろ考えてるから大丈夫さ」
「わかりました」
「それにしてもロックバードか、
あの伝説の怪鳥と戦えるのは嬉しいな」
「ご主人様の世界にも居るのですか?」
「いや、伝説が有るだけだ、
だからこそそんなのを倒すのが嬉しいんだ」
こうして二人はロックバードを倒しに行くことになった。
二人はロックバードの居るという情報が有った森を歩いていた。
すると巨大な鳥の鳴き声が響く。
「来たみたいだな」
「みたいですね」
二人を黒い影が被う。
「ブラックライフル!!」
ブラックボールを回転させ撃ち出す。
「フロストハウリング!!」
フリージアは遠吠えしてその声が全て氷付く。
二人の攻撃がロックバードに掠める。
だが悠々と空を飛び叫ぶように
鳴き声を上げるロックバードそれだけで地面が割れる。
更にロックバードが石を吐き出す。
それを二人は避けて飛び上がる。
「ブラックショットガン!!」
「フロストストライク!!」
ロックバードの羽を消し飛ばす。
「ハァー!!」
フリージアがロックバードの首を切り落とす。
「ブラックバズーカ」
タクマはエネルギーを貯めて撃ち出す。
ロックバードに風穴があく。
討伐証明のロックバードの嘴をを
切り取る。
それとともにタブレットに
新しいメモリーが作れるようになった
「やはりモンスターを倒すと
作れるメモリーは増えるんだな」
二人は街に戻る事にした。
「順調に力を着けてますね魔王」
「このまま放置で大丈夫ですか?」
「まだまだ大丈夫ですよ
何より機動騎士を手にしては
無いですかまだ余裕が有りますとも」
「わかりました、陛下にも
まだまだ大丈夫だと伝えます」
「なら先に行きなさい」
「かしこまりました」
仮面の男は先に部下を帰るように
指示を出し部下達は機動兵士に乗り
国に帰って行く。
仮面の男は一人タクマ達を見ていた。
「まだまだ力を着けて頂かなくては
私の今所属する人間の国
『ソレア帝国』に勝てませんよ魔王」
そして仮面の男も消えた。
仮面の男がタクマを呼ぶときに使う
魔王とはなんなのか?
仮面の男の正体は?
謎が解き明かされるのは
まだ来ることは無い。
「ヤバイです、アイツ等が動いてますね、
これは報告しないと」
ルフエルはそう言い残し姿を消した。