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#44

 先日の台風の時は、大変だった。雨漏りはするわ、女子部屋で寝る話になるわ。

 そんな日々を乗り越えて、本日十月三十一日はハロウィーン。ひなぎく荘では、前々からハロウィーンパーティをやる事になっていた。だがそれは、とてもグダグダだった。

 この日の為に、住人達はハロウィーン用の飾り付けを買ったり作ったりしていた。それは全て、二階のはじっこにある物置にしまわれていた。そんな時、事件は起きた。物凄い大雨が、ひなぎく荘を襲ったのだ。そのため、雨漏りする。それが、住人達の部屋だけならまだよかった(?)のだ。残念な事に、その物置も雨漏りしていたのだ。「この、おんぼろめ!」と叫びたくなってしまう。

 物置も雨漏りしていた、という事は、しまわれていた飾り付けは雨水でグショグショ。後から作り直すも間に合わず、簡易的な物になってしまったのだ。

 そんな中、女性軍はクッキーを作ろうとしていた。これも、前々から決まっていた事である。だが、ここでまたしても事件は起きた。

 いざ作ろうとするとバターは入れ忘れるわ、薄力粉は入れすぎるわ、終いには加熱時間を間違え真っ黒焦げになってしまった。いくら料理ができる四季でも、クッキー等のお菓子を作るのは初めてだったのだ。

 そんな事がありながらも、四季は予約していたケーキを取りに出掛けた。




 帰ってきた時には、既に準備は終わっていた。簡易的な飾り付けに、真っ黒焦げなクッキー。失敗作だが、何故か盛り付けられていた。そんな中、四季は手に持っていた物をテーブルの上に置き、開けた。

 それは、ひとつの誕生日ケーキだった。九人の住人達は、数日前誕生日だった彼に向けて口を揃えた。


「「「「「「「「「ハッピーバースデー、智宏さん!」」」」」」」」」

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